▼秋分
二十四節気の「秋分」は9/23~10/7頃までのこと。そしてきょうは「秋分の日」。暑さ寒さも彼岸まで。彼岸花も咲いているのを見ると秋を感じ始めるころでもあります。食欲の秋、栗の美味しい季節で私も栗ご飯、栗おこわを既にいただきました。栗は血の巡りをよくして、身体を温めてくれる作用や、胃腸の働きも高めたりしてくれるそうです。次の二十四節気は「寒露」10/8です。
▼萩
万葉集では、春の梅より萩の句の方がたくさん詠まれているそうで、実は「萩」という漢字はどこにも出てきておらず、「芽」「芽子」と書いて「はぎ」と読ませているそうです。草冠に秋という漢字はかなり後に作られた国の漢字、国字との説もあるそうですが、詳しくはわかっていません。また、鹿鳴草(しかなぐさ)など異名が多い花としても知られています。
昔、東京で仕事をしていたころ、仙台のお菓子で、「萩の月」という銘菓を仲間が買ってきてくれて3時のおやつでいただきました。カステラとシュークリームを合体させたようなもので、なんともいえずおいしかったことを覚えています。
※画像はメーカー(菓匠三全)のサイトよりお借りしました。
実はこのお菓子は、大ブレイクしたんです。買ってきた友人の話から知りました。ユーミンが当時のラジオ番組で取り上げ、「萩の月を冷凍庫で凍らせて半解凍の状態で食べるのが好き」と紹介。メーカーにしても、まさか半解凍の状態で食べることなど考えてもいなかったそうです。これが流れた後に我も我もで食べてみたいと(それはなりますね)。今度は半解凍でいただいてみたいです。結局、また食べる話で結びとなりました・・・・。
秋の夜を、心地よくお過ごしください。