行列ができるのは今も昔も同じ、昭和30年創業の岡山市表町の支那そばとかつ丼のお店「だて」。「だてカツ」を食べに行こう、とか「だてそば」と呼ぶ人が多いかな。
中華そばの方は醤油味であっさり、ここのデミカツ丼は、生卵付。卵はいるかいらないか、店の人が聞いてくれます。一時休業されていたという噂もあったのとコロナ禍で私も外食は控えていたので、知らぬ間に時が経ってしまいました。当時、内山下という所に会社があって、信号を渡って少し歩けばこのお店で、ランチタイムが来たらダッシュ。信号にかかればちょい待ち、運よく青だったら店内へ入れてました。35年ぶりくらいかな。その翌年から怒涛の転勤生活が始まりました。
老舗という漢字は、高校の入試の時に問題集の中に出てきた漢字だよな。今では「老舗旅館」とか結構馴染みの漢字でよく使われているけど、どうやったら「しにせ」と読めるのだろうなどと考えていたら、注文の品が出てきました。懐かしい味と、同僚の顔、表町界隈のお店のことを思い出して食べました。
店を出たら青空、というか夏空に雲がぽっかり。日差しがきつい。梅雨明け発表はまだか・・・。せっかく来たのでと天満屋で姫路の御座候を買って帰りました。