隣町、当市のスーパーへ松茸が並べられていました。亡き父がまだ子供の頃、昭和10年過ぎには「松茸なんか珍しくなかった。山へ行けば沢山、ゴログロしてた。一輪車から落ちても放っておいた」そんな話を聞いたことがあります。昔は、ご先祖さまが代々の山をちゃんと管理できていた。今は都会へ人は出て行き、する人おらずでもう山は荒れています。ライフスタイルが変わり人口が減り管理できてない状況。私の実家もそうです。
父はまた、「香り松茸、味しめじ」と言って、しめじの方が美味しいとよく言ってました。私が子供の頃は、それでもまだもらったり採りに行ったりして、豊作の年は、焼き松茸、松茸ご飯、吸い物、すき焼、茶碗蒸しの具など秋の味を楽しんでいた記憶があります。今は食べれない年のほうが多いですし、買いません、いやもったいなくて買えません。ついでに言えば、実家には、柚子や栗、柿、梅の木などあり、小豆や黒豆は田んぼの畔に植えて、秋になったら機械ですいていました。実りの秋という言葉がぴったりで、半分自給自足的な生活でした。
箱入りのほうはご覧の値段、もう一つの店舗のは、3~4本入りで傘開きもありましたが3000円~3500円ほどで並べられていました。
いやぁ、今年も「香り松茸、味しめじ」、昔は良かった~とついつい思ってしまう秋です。
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