雨上がり。この校舎の中は見学ができます。当時、学校で使用されていたモノが展示されています。おいおいに出していこうと思います。
地球46億年の中、これを1年に換算すると、人類が出現したのは12月31日午後11時37分頃だそうです。さすれば、人類ってほんのささやかな時間。
残すところ今年もあと2ヶ月となってきました。よく言われることですが、「あと2ヶ月」と書きましたが、「まだ2ヶ月もある」と考えることもできます。やるべきことがたくさんあると感じている人ほど、「あと2ヶ月しかない」と悩んでしまいがちです。
中国に「論語」という書物があります。昔、中国に孔子という偉い人がいました。この書物は、その孔子と高弟の言葉や行いを、その弟子たちが記録したものといわれています。
孔子の弟子に司馬牛と子夏いう人がいました。あるとき司馬牛が「他の人には兄弟がいるのに自分にはいない」と悩んでいました。すると、子夏は「死ぬも生きるも、富むも貴きも、すべて天命によるもので、人力ではどうにもならない。君に兄弟がいないのも天命だろう」と言いました。この話が伝えているのは、「悩んでもどうしようもないことは悩まない」ということです。
悩んでもどうにもならないことは悩まない。すごく単純ですが大事なことですよね。2500年も前のこのような話が残っているのも、やはり人間、分かっていても悩んでしまう、ということでもあるのでしょう。また、悩んで解決できることは、必死に悩むこと自体が、その人の力になるし、悩みの深さは精神の深さ、人間的成長につながると思います。くり返しになりますが「悩んでもどうしようもないことは悩まない」ということが大切です。