函館山頂からの、函館市街の眺めを堪能して満足のうちに函館山を出発、すぐ麓の歴史的建築物が多く残る元町地区へと移動しました。
<<秋の青森・津軽&函館巡り-12>
函館山で少々長居をしてしまい、元々限られた時間が更に押されて、元町地区では、1ヶ所のみの訪問となりました。
訪れたのは、函館ハリストス正教会。
一般的に「ギリシャ正教」と呼ばれる、正教会(オーソドックス・チャーチ)の教会です。
日本正教会の教会の中でも最古の歴史を閲する聖堂は、思いの外こぢんまりとしていましたが、エキゾチックな雰囲気を纏いながら、清楚な佇まいに包まれていました。
赤レンガ倉庫でいただいた、函館のジェラートも、渇いた喉を爽やかに美味しく潤してくれました♪
<函館ハリストス正教会>
借り切ったタクシーで、函館市街の絶景に酔いしれた函館山の山頂から駆け下りて、すぐ麓にある元町地区へとやって来ました。
時間が押してきていたので、数々の歴史的な建物が残るこの地区での観光も、1ヶ所の訪問に絞ることに;
…その訪問先へと、到着しました。
到着したのは、特徴的な塔が屋根上に並んでいる、函館ハリストス正教会。
世界的には主にギリシャやロシアを中心とする東欧において信徒が多く、日本においては一般的に「ギリシャ正教」と呼ばれるキリスト教の宗派の一つで、その日本における教会組織である、日本ハリストス正教会に属している教会であり、聖堂の正式名称は、「主の復活聖堂」といいます。
気品漂う敷地に佇む、主の復活聖堂。
威圧感を感じさせるような大伽藍ではなく、素朴で清楚な小聖堂、といった風で、心休まる風景です。
こぢんまりとした佇まいが、人の身の丈にちょうど良いスケールで、とても親しみを覚えた聖堂でした。
建物のスケールは小ぶりなのですが、堂々たる鐘楼を、誇らしげに備えています。
鐘楼の高さがあるため、聖堂の全容を一つの画像に収めることが、難しい。。。
右側の屋根上に見えるタマネギ型の塔や、鐘楼下部の丸みのある装飾等、正教会の教会ならではの装いを纏った聖堂は、とてもエレガントでエキゾチック。
悪い意味での「古臭さ(陳腐さ)」を感じさせない小粋なデザインのセンスの、すっかり虜となっていました!
聖堂を真横から眺めてみると、正教会の個性的なデザインを、聖堂の至る所に見ることができます。
こうした、異国情緒溢れる建築物が、違和感なく溶け込んでいるというのも、函館の街の魅力なのでしょうね。
個人的には、やはり、真横からのアングルよりも、こうした角度を付けて眺めた構図が、好みです。
カトリック等、他の宗派とは異なり、本当に曲線を多用したデザインの聖堂です。
タマネギ型の小さな塔が、屋根に林立している様子。
どこかおおらかで、ユーモラスにも見えて、微笑ましい眺めでした。
塔の先端に立てられている十字架も、正教会独特のものですね。
窓周りのシンプルな装飾が、とても印象的。
シンプルな中にも、段を付けて筋のラインを見せたり、白漆喰で白亜の壁面とは対照的なコントラストの色彩の石材を用いたり、単調な印象とならない工夫を、随所に見ることができます。
塔と共に、天を突くようにデザインされたかのような、窓周り上部のアーチの、塔とのイメージのマッチングも、素晴らしいです!
小さいながらも、素敵なセンスを巧みに配して、元町地区でもひときわ存在感のある、函館ハリストス正教会。
安政五年(1859年)に、駐函館ロシア領事館敷地に建てられた聖堂をその歴史の源泉とし、大正5年(1916年)にこの地に建てられたこの聖堂…その長い年月を経た歴史の積み重ねが、周囲の他の建築物に比肩する存在感を出しているのでしょう。
外から聖堂を眺めただけで、落ち着いた心地良さに包まれた、素敵な聖堂でした。
函館ハリストス正教会から函館駅方面へ向けて、タクシーで移動中。
街路樹の茂みから、函館湾を望みます。
この場所はまだ、函館ハリストス正教会の近くの、元町地区の一角。
海まで一直線な坂道となっている通りは、サンフランシスコ(San Francisco)のような、米国の都市に通じる雰囲気を感じますね。
函館もまた、港町。
ここ元町地区は、函館山のすぐお膝元といった位置にあり、坂道も多い市街地となっています。
坂道を下り、海の近くを少し走ると、赤レンガ倉庫群(金森赤レンガ倉庫)へと至ります。
撮影している背後は、すぐ海へと突き当たります。
明治20年(1887年)に、ここで初めて倉庫としての営業が始まり、明治40年(1907年)の大火で焼失後、明治42年(1909年)に再建されて今日に至る、これらの赤レンガ倉庫群は、今日では既に倉庫としての役割を終えて、レストランやショッピングの施設として生まれ変わり、多くの人で賑わっていました。
わざわざ、こうした商業施設までやって来たか、という理由がこれw
函館のジェラテリア、「ミルキッシモ(MILKISSIMO)」の、金森赤レンガ倉庫 本店です。
ショーケースの中には、どれにしようか迷ってしまいそうな位に、バラエティ豊かなジェラートで一杯!
「アランチャロッソ」と「ボスコベリーヨーグルト」。
結局、この2つにしてみました。
アランチャロッソは、イタリア産ブラッドオレンジの、甘酸っぱいフレーバー。
イタリア語で「ロッソ」と銘打つだけのことはありますね♪
ボスコベリーヨーグルトは、ベリーとヨーグルトの風味が爽やか。
結構暑くなったこの日、爽やかに喉を潤した、束の間の休息でした。
その後、タクシーで五稜郭へと向かいました。
五稜郭のすぐ隣に建つ、この五稜郭タワー前で、お世話になったタクシーの借り切り終了です。
親切な運転士さん、ありがとうございました!
この後、早速タワーへ…と、その前に、時刻もお昼時を迎えてお腹も空いていました(^^;)
まずは食欲を満たすべく、すぐ近くの食事処へと歩を進めます。
<秋の青森・津軽&函館巡り-14>>
<<秋の青森・津軽&函館巡り-12>
函館山で少々長居をしてしまい、元々限られた時間が更に押されて、元町地区では、1ヶ所のみの訪問となりました。
訪れたのは、函館ハリストス正教会。
一般的に「ギリシャ正教」と呼ばれる、正教会(オーソドックス・チャーチ)の教会です。
日本正教会の教会の中でも最古の歴史を閲する聖堂は、思いの外こぢんまりとしていましたが、エキゾチックな雰囲気を纏いながら、清楚な佇まいに包まれていました。
赤レンガ倉庫でいただいた、函館のジェラートも、渇いた喉を爽やかに美味しく潤してくれました♪
<函館ハリストス正教会>
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借り切ったタクシーで、函館市街の絶景に酔いしれた函館山の山頂から駆け下りて、すぐ麓にある元町地区へとやって来ました。
時間が押してきていたので、数々の歴史的な建物が残るこの地区での観光も、1ヶ所の訪問に絞ることに;
…その訪問先へと、到着しました。
到着したのは、特徴的な塔が屋根上に並んでいる、函館ハリストス正教会。
世界的には主にギリシャやロシアを中心とする東欧において信徒が多く、日本においては一般的に「ギリシャ正教」と呼ばれるキリスト教の宗派の一つで、その日本における教会組織である、日本ハリストス正教会に属している教会であり、聖堂の正式名称は、「主の復活聖堂」といいます。
気品漂う敷地に佇む、主の復活聖堂。
威圧感を感じさせるような大伽藍ではなく、素朴で清楚な小聖堂、といった風で、心休まる風景です。
こぢんまりとした佇まいが、人の身の丈にちょうど良いスケールで、とても親しみを覚えた聖堂でした。
建物のスケールは小ぶりなのですが、堂々たる鐘楼を、誇らしげに備えています。
鐘楼の高さがあるため、聖堂の全容を一つの画像に収めることが、難しい。。。
右側の屋根上に見えるタマネギ型の塔や、鐘楼下部の丸みのある装飾等、正教会の教会ならではの装いを纏った聖堂は、とてもエレガントでエキゾチック。
悪い意味での「古臭さ(陳腐さ)」を感じさせない小粋なデザインのセンスの、すっかり虜となっていました!
聖堂を真横から眺めてみると、正教会の個性的なデザインを、聖堂の至る所に見ることができます。
こうした、異国情緒溢れる建築物が、違和感なく溶け込んでいるというのも、函館の街の魅力なのでしょうね。
個人的には、やはり、真横からのアングルよりも、こうした角度を付けて眺めた構図が、好みです。
カトリック等、他の宗派とは異なり、本当に曲線を多用したデザインの聖堂です。
タマネギ型の小さな塔が、屋根に林立している様子。
どこかおおらかで、ユーモラスにも見えて、微笑ましい眺めでした。
塔の先端に立てられている十字架も、正教会独特のものですね。
窓周りのシンプルな装飾が、とても印象的。
シンプルな中にも、段を付けて筋のラインを見せたり、白漆喰で白亜の壁面とは対照的なコントラストの色彩の石材を用いたり、単調な印象とならない工夫を、随所に見ることができます。
塔と共に、天を突くようにデザインされたかのような、窓周り上部のアーチの、塔とのイメージのマッチングも、素晴らしいです!
小さいながらも、素敵なセンスを巧みに配して、元町地区でもひときわ存在感のある、函館ハリストス正教会。
安政五年(1859年)に、駐函館ロシア領事館敷地に建てられた聖堂をその歴史の源泉とし、大正5年(1916年)にこの地に建てられたこの聖堂…その長い年月を経た歴史の積み重ねが、周囲の他の建築物に比肩する存在感を出しているのでしょう。
外から聖堂を眺めただけで、落ち着いた心地良さに包まれた、素敵な聖堂でした。
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函館ハリストス正教会から函館駅方面へ向けて、タクシーで移動中。
街路樹の茂みから、函館湾を望みます。
この場所はまだ、函館ハリストス正教会の近くの、元町地区の一角。
海まで一直線な坂道となっている通りは、サンフランシスコ(San Francisco)のような、米国の都市に通じる雰囲気を感じますね。
函館もまた、港町。
ここ元町地区は、函館山のすぐお膝元といった位置にあり、坂道も多い市街地となっています。
坂道を下り、海の近くを少し走ると、赤レンガ倉庫群(金森赤レンガ倉庫)へと至ります。
撮影している背後は、すぐ海へと突き当たります。
明治20年(1887年)に、ここで初めて倉庫としての営業が始まり、明治40年(1907年)の大火で焼失後、明治42年(1909年)に再建されて今日に至る、これらの赤レンガ倉庫群は、今日では既に倉庫としての役割を終えて、レストランやショッピングの施設として生まれ変わり、多くの人で賑わっていました。
わざわざ、こうした商業施設までやって来たか、という理由がこれw
函館のジェラテリア、「ミルキッシモ(MILKISSIMO)」の、金森赤レンガ倉庫 本店です。
ショーケースの中には、どれにしようか迷ってしまいそうな位に、バラエティ豊かなジェラートで一杯!
「アランチャロッソ」と「ボスコベリーヨーグルト」。
結局、この2つにしてみました。
アランチャロッソは、イタリア産ブラッドオレンジの、甘酸っぱいフレーバー。
イタリア語で「ロッソ」と銘打つだけのことはありますね♪
ボスコベリーヨーグルトは、ベリーとヨーグルトの風味が爽やか。
結構暑くなったこの日、爽やかに喉を潤した、束の間の休息でした。
その後、タクシーで五稜郭へと向かいました。
五稜郭のすぐ隣に建つ、この五稜郭タワー前で、お世話になったタクシーの借り切り終了です。
親切な運転士さん、ありがとうございました!
この後、早速タワーへ…と、その前に、時刻もお昼時を迎えてお腹も空いていました(^^;)
まずは食欲を満たすべく、すぐ近くの食事処へと歩を進めます。
<秋の青森・津軽&函館巡り-14>>
正教会のお堂なので、「ハリストス」も当然ギリシャ語なのでしょうね。
「キリスト」に通じるような語感…「エフハリスト」とも関連がありそうな気もします(あるのかな?)。
本当に、100年前に建てられたとは思えない位、 陳腐化せずに、美しさを保っていることに、感嘆しきりでした!
函館の街は、元町地区や港界隈は、ハイカラでエキゾチックな雰囲気に包まれていますが、また別のエリアでは、一昔前の、昭和な感じの庶民的な街並みも健在で、のんびりと散策するのが、楽しそうな街ですね^^
ブラッドオレンジ、乾いた喉には、「生き返った!」心地を爽やかに感じさせてくれますよね♪
スペインのヨーグルトアイスチェーン、知らなかった…!
これは、再訪の宿題となりそうです(^^;)
ギリシャ語でありがとうは、エフハリストなのですが、ハリストス教会のお蔭ですぐに覚えられました(笑)
来年で丁度築100年になるのですね。
年齢を感じさせない白い美しいお姿。
維持管理の努力が感じられます。
函館の街並み、消火栓もおしゃれで、日本と言われなければ外国だと思ってしまいますね。
ギリシャやクロアチアでは良く食べていたブラッドオレンジ。
フランスの田舎ではなかなか見かけないのが残念。
アイスクリームはヨーグルト味が一番好きなので、ここ数年、フランスでもヨーグルトアイスのお店が増えて嬉しい限り。
スペインにも美味しいヨーグルトアイスのチェーン店がありますが、召し上がられたかしら?
北海道は開拓の大地、屯田兵村から都市建設まで、米国をお手本にしたようで、函館も地形が似ているサンフランシスコに似たのでしょうね♪
日本の街には珍しい、一直線の坂道…函館のエキゾチックな個性が、より引き立って見えた風景でした。
サンフランシスコも、坂あり海あり、風光明媚な街ですよね…のんびり滞在してみたいです。
このジェラテリア、豊富なレパートリーと共に、北海道らしいメニューもたくさんあって、楽しく迷いながらw、選ぶことができました^^
元町地区の一角の坂道、本当にサンフランシスコによく似ています。
海の先にはアルカトラズ島が見えそうな位に似ています。
サンフランシスコ近郊に数年住んでいましたが、今でも海外に住むなら絶対にサンフランシスコ近郊以外には考えられません。
ジェラートへのtaろうさんの熱意、これだけの目移りしそうなフレーバーの中での選択はかなり悩みそうですね☆