ドゥギ島(Dugi otok)終端部の1つである、名も無き入り江から引き返してサリ(Sali)へと戻る、この日の最終行程に入ります。
荒野を抜けるとテラシュチツァ自然公園のエリアからは外れて、木立が復活してくるというのも何だか不思議な感じがします。
<テラシュチツァ関連リンク>
テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)
テラシュチツァの地図
テラシュチツァの地図(詳細版)
______________________________________________
相棒を駐めてあった場所から、道は40mの高度差を500mの距離で一気に駆け上がります!
ハンドルを握っていても、かなりの勾配を実感できます;
まさに、「大地を噛む」ように登坂します。
坂を登り切ると、このような風景が視界に開けます。
頂上まで草原となっている山の斜面が、重なるように連なっています。
所々にまとまって生えている木の葉の付き方が一様に丸っこい形をしていて、何ともユーモラスでした^^
道脇には、崩れかけた石垣が寄り添ってきています。
道脇の石垣は、山の斜面を遥か頂上付近まで駆け上がっています!
かつては牧畜が営まれていた跡なのでしょうが、現在このあたりに人はもちろん、ヤギのような家畜の住んでいる気配はありません。
このあたりは、このような人の営みの痕跡を至る所に見付けることができ、美しい自然に加えられたユニークなアクセントとなって、その景観を楽しむことができます。
小さくて見難いですが、斜面には廃屋のような建物も見受けられます。
エリア内で割と見かけたテラシュチツァ自然公園の銘板の標識。
「自然公園」を意味する "PARK PRIRODE" というクロアチア語の表記の下に、英語(NATURPARK)、イタリア語(PARCO DELLA NATURA)、フランス語(PARC DE LA NATURE)、 の3カ国語の表記がありました。
"TELAŠĆICA" という「テラシュチツァ」の綴りも判ります。
意図したのかどうかは不明ですが、その辺に幾らでも転がっていそうな大きな石で支柱を支えているというのがまた、テラシュチツァらしさを演出していますよね♪
この標識は当然ながら、サリ方面から見える向きに立てられていて、このあたりが自然公園のエリアの境界附近であるようです。
テラシュチツァ自然公園のエリアから出て、サリに戻る前にちょっと寄り道(^^;)、更に枝道(枝道の枝道ですね…)に入ってみました。
テラシュチツァの地図(詳細版)では、北東側の半島を縦貫する赤い実線で表された道路が、自然公園の境界を示す緑の実線で囲ったエリアから出てすぐにある分岐を入った所です(分岐の近くに、ドラコヴァツ山(Drakovac)という、標高87mの小山があります)。
道端には、ホワイトとパープルの色も鮮やかで可憐な花々が咲き競っていました。
道の正面には、アドリア海(Jadransko more)が見えてきました。
アドリア海が広がってくると、道は下り始めてこのまま海岸へ辿り着けそうな感じですが、一番先端の区間は車では入れそうもなさそうだったので、高台からの眺めで我慢することにしました。
すぐ正面の、紺碧のアドリア海との素晴らしいコントラストとなっている明るい草色をしているのは、大ラヴダラ島(Lavdara Vela)、その更に海を挟んで後方にそびえ立っているのは、パシュマン島(Pašman)です。
パシュマン島の左後方には、うっすらとヨーロッパ大陸のクロアチア(Hrvatska)本土が見えているようです。
ダートな道を走り抜けてきた、相棒(シトロエン(CITROËN) C4)の闘い?の跡。
巻き上げた土埃が見事にベットリまとわり付き、テラシュチツァ湾出発時とは変わり果てたリアに(TT)
フロントは、リアの惨状からはウソのように綺麗なままなのですが…;
道の真ん中の砂利に咲く、一輪の真っ赤な花。
鮮やかな赤色がとても印象的でした。
サリの家並みを眺めることができました。
前の日に散策した、入り江沿いの市街地や、市街地から続く海辺も見えています^^
撮影場所からサリまでは、直線で3km~4kmといったところ、帰着まで本当にあと僅かです!
荒野を抜けるとテラシュチツァ自然公園のエリアからは外れて、木立が復活してくるというのも何だか不思議な感じがします。
<テラシュチツァ関連リンク>
テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)
テラシュチツァの地図
テラシュチツァの地図(詳細版)
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相棒を駐めてあった場所から、道は40mの高度差を500mの距離で一気に駆け上がります!
ハンドルを握っていても、かなりの勾配を実感できます;
まさに、「大地を噛む」ように登坂します。
坂を登り切ると、このような風景が視界に開けます。
頂上まで草原となっている山の斜面が、重なるように連なっています。
所々にまとまって生えている木の葉の付き方が一様に丸っこい形をしていて、何ともユーモラスでした^^
道脇には、崩れかけた石垣が寄り添ってきています。
道脇の石垣は、山の斜面を遥か頂上付近まで駆け上がっています!
かつては牧畜が営まれていた跡なのでしょうが、現在このあたりに人はもちろん、ヤギのような家畜の住んでいる気配はありません。
このあたりは、このような人の営みの痕跡を至る所に見付けることができ、美しい自然に加えられたユニークなアクセントとなって、その景観を楽しむことができます。
小さくて見難いですが、斜面には廃屋のような建物も見受けられます。
エリア内で割と見かけたテラシュチツァ自然公園の銘板の標識。
「自然公園」を意味する "PARK PRIRODE" というクロアチア語の表記の下に、英語(NATURPARK)、イタリア語(PARCO DELLA NATURA)、フランス語(PARC DE LA NATURE)、 の3カ国語の表記がありました。
"TELAŠĆICA" という「テラシュチツァ」の綴りも判ります。
意図したのかどうかは不明ですが、その辺に幾らでも転がっていそうな大きな石で支柱を支えているというのがまた、テラシュチツァらしさを演出していますよね♪
この標識は当然ながら、サリ方面から見える向きに立てられていて、このあたりが自然公園のエリアの境界附近であるようです。
テラシュチツァ自然公園のエリアから出て、サリに戻る前にちょっと寄り道(^^;)、更に枝道(枝道の枝道ですね…)に入ってみました。
テラシュチツァの地図(詳細版)では、北東側の半島を縦貫する赤い実線で表された道路が、自然公園の境界を示す緑の実線で囲ったエリアから出てすぐにある分岐を入った所です(分岐の近くに、ドラコヴァツ山(Drakovac)という、標高87mの小山があります)。
道端には、ホワイトとパープルの色も鮮やかで可憐な花々が咲き競っていました。
道の正面には、アドリア海(Jadransko more)が見えてきました。
アドリア海が広がってくると、道は下り始めてこのまま海岸へ辿り着けそうな感じですが、一番先端の区間は車では入れそうもなさそうだったので、高台からの眺めで我慢することにしました。
すぐ正面の、紺碧のアドリア海との素晴らしいコントラストとなっている明るい草色をしているのは、大ラヴダラ島(Lavdara Vela)、その更に海を挟んで後方にそびえ立っているのは、パシュマン島(Pašman)です。
パシュマン島の左後方には、うっすらとヨーロッパ大陸のクロアチア(Hrvatska)本土が見えているようです。
ダートな道を走り抜けてきた、相棒(シトロエン(CITROËN) C4)の闘い?の跡。
巻き上げた土埃が見事にベットリまとわり付き、テラシュチツァ湾出発時とは変わり果てたリアに(TT)
フロントは、リアの惨状からはウソのように綺麗なままなのですが…;
道の真ん中の砂利に咲く、一輪の真っ赤な花。
鮮やかな赤色がとても印象的でした。
サリの家並みを眺めることができました。
前の日に散策した、入り江沿いの市街地や、市街地から続く海辺も見えています^^
撮影場所からサリまでは、直線で3km~4kmといったところ、帰着まで本当にあと僅かです!
ちょっと視線の位置を変えると、思わずハッとする光景に出くわす時がありますよね。
その感動をそのまま撮影できない拙劣な技量が問題ですがorz
赤い花はケシだったのですね、雑草すら生えていない荒れた路面に、人知れず一輪だけ真っ直ぐ花を咲かせる様は、本当に気高くて感動的でした!
カメラを向けると、あつらえたようにアドリア海とその先の島までがアングルに収まり、思わぬ感動をくれたこの小さな花に大感謝です^^
ゴロゴロとした小石の転がる道の先に見えるアドリア海とその島々の美しい事。
道の真ん中にポツンと咲くケシの花が印象的です。
ここまで訪れる人があまりいないお陰で、タイヤで踏みつぶされることもなく無事開花までこぎつけたのでしょうね。
この花の種が風に乗って、来年また別の場所で真っ赤な花を咲かせてくれることでしょう。