「おれんじ食堂1号」で、出水から川内までのブレックファストクルーズの後、鹿児島へと足を伸ばしました。
川内から鹿児島までは、時間の関係もあり、1駅間わずか12分の所要時間の区間でしたが、九州新幹線に乗車しました。
鹿児島では、そのシンボルである桜島を、記憶にある限りでは、初めてじっくりと眺めて過ごし、その後、市内の可能スポットを結んで循環しているループバスで市内各所の車窓風景を見遣りながら、鹿児島中央駅へと戻りました。
川内駅の構内、改札口。
完全に九州新幹線利用がメインの仕様となっていますね。。。
「←九州新幹線のりば」とある、画像右の太い柱の更に右側に追いやられているように、在来線の鹿児島本線(鹿児島中央方面)と肥薩おれんじ鉄道(出水方面)の改札口があります。
この日は、先を急ぐ必要があったため、在来線でも行ける鹿児島中央へは、九州新幹線を利用することとなりました。
川内へ10時30分に到着した「おれんじ食堂1号」との接続や所要時間を考えると、在来線では川内で1時間近く待つ必要があったことや、鹿児島中央までの所要時間で新幹線と比べて約40分の差があることから、今回は特急料金を支払って、新幹線を利用することにしました。
川内11時3分発の、「さくら371号」鹿児島中央行に乗車します。
鹿児島中央までの約50km弱の距離を、わずか12分で走破…やっぱり新幹線は速い!助かりました~^^
11時15分、「さくら371号」は終着駅の鹿児島中央に到着。
この駅は、かつて「西鹿児島」と称していましたが、平成16年(2004年)3月、新八代からの九州新幹線部分開業を機に、「鹿児島中央」へと改称されました。
新幹線開業後には鹿児島を訪れてはいないはずなので、私の記憶の上では、実に10年以上ぶりの鹿児島訪問となります!
鹿児島中央駅前から鹿児島市電で、市内中心部の繁華街である、天文館へと赴きます。
鹿児島も、路面電車健在です!
天文館のアーケード街を北へ抜けて少し歩くと、目に入る大きな鳥居。
鳥居の正面奥に、照國神社(てるくにじんじゃ)があります。
照國神社は、照國大明神である、幕末における薩摩藩の名君、島津斉彬(なりあきら)を祭神としています。
照国神社の背後に、屏風のように聳えている、城山へ登ります。
上り坂が続く道を歩いていくと、建ち並ぶビル等の屋根越しに、桜島が姿を現し始めました!
緩やかにも見えますが、実際には(運動不足の身には)結構ハードな上り坂でした;
この調子で、目指す展望台まで、坂道の続く道を、フゥフゥ言いながら一歩一歩踏みしめるように、登り続けます(^^;)
年末というのに、すっかり汗ばんでしまいました。。。
「おれんじ食堂1号」でいただいた朝食が、とてもボリューム感のある美味しいメニューでしたので、お昼時であるにもかかわらず、鹿児島滞在中に何かを食べようという気には全くならず、いい運動になりましたw
照國神社の近くの登り口から約20分…ようやく城山展望台へと辿り着きました~!
標高107mの展望台から、鹿児島市街地、錦江湾、そして桜島が一望できる、絶景スポットです^^
市街地が、ぶれてしまいました;
思っていたよりもこぢんまりとした城山展望台でしたが、桜島を正面に据えて眺める、素晴らしいパノラマを堪能することができます♪
噴煙を上げ続けている桜島。
平成26年(2014年)は、400回以上噴火したとのことです。
風向き次第では、眼下の鹿児島市街地にも大量の降灰がありますが、この日は灰が降ることもなく、雄大なパノラマをのんびりと眺めていました。
かつては大藩の城下町、今日では人口60万を数える大きな都市が、活発に活動する火山のこんなにも近くに存在し続けてきた、というのも、奇跡のようにも思えますね!
この火山との風景により、「東洋のナポリ」とも称される鹿児島。
もちろん、イタリアのナポリ(Napoli)とは姉妹都市となっていて、それぞれに互いの都市名を冠した通り名が存在しています。
展望台周辺には、猫さんも住み着いている模様(^-^)
最初、白猫が1匹だけかと思っていましたが、バス停への道を歩いていると、複数の白猫発見。
見事に白いのばかりでした。
展望台への登りで、すっかり足腰が悲鳴を上げてしまったので(^^;)、鹿児島中央駅へ戻る道中は、城山展望台から乗り換えいらずの「まち巡りバス」を利用しました。
…実のところ、城山展望台からどのようなバス路線があるかは、全くリサーチしておらず、バス停まで辿り着いたところでやって来たバスに乗車した、と言った方が正確でしょうかw
運転士さんに、鹿児島中央駅まで行くか尋ねると、「遠回りになるので40分~50分程掛かるが行く」とのこと。
このルートなら、納得です;
鹿児島から先への行程へは、少々ゆとりを持たせてあったので、「路線バスからの鹿児島見物もいいだろう♪」と、乗り込みました。
乗車したバスは、路線バスとはいえ鹿児島の主要観光スポットを巡る、「まち巡りバス」。
沿線の車窓には、鹿児島の観光スポットが次々に現れます♪
城山展望台を出発してすぐに、西郷隆盛が、西南戦争最末期の6日間を過ごしたという、西郷洞窟のすぐ前を通過しました。
城山の一帯は、西南戦争最後の激戦地であり、西郷隆盛にまつわる数多くの史跡が残っています。
バスはその後、西郷隆盛が命を絶った、西郷隆盛終焉の地を車窓から遠望し、西郷をはじめ西南戦争戦没者が眠る南洲墓地や西郷を祀った南洲神社等がある西郷南洲顕彰館(南洲公園)の傍を通り、鹿児島中央駅とは反対方向である、東へ向けて走行します。
「まち巡りバス」のルート最東端となる、仙巌園(せんがんえん)まで来ました。
これまで乗車していた、多くの乗客がここで下車しました。
桜島を借景に、素晴らしい庭園と聞いていますが、途中下車して訪れる程には時間的余裕がなかったため、バス乗車を続けます。。。
万治元年(1658年)に造園された仙巌園に隣接して、尚古集成館があります。
照國神社の祭神である島津斉彬が、産業育成のために実践した富国強兵施策により、慶応元年(1865年)に竣工した機械工場を本館として、西洋産業振興の集成館事業と島津家の歴史をテーマにした博物館となっています。
車内の着席位置の関係で、機械工場の端の部分しか撮影できませんでした(爆)
バスはここから折り返して、鹿児島中央駅へ向けて、西へと走ります。
車内からも大きく見えている桜島をすぐ目の前に望む、磯海水浴場からの絶景を車窓に(これまた着席位置の関係で撮影できず><)、鹿児島市街の中心部へと戻っていきます。
錦江湾沿いを走って桜島桟橋を経由後、「まち巡りバス」は鹿児島の繁華街へと戻ってきました。
鹿児島の老舗デパートである、山形屋のルネサンス調の建物が目を引きます。
この後、天文館を一直線に貫いている、いづろ通へと入り、鹿児島中央駅へ至る最終区間に差し掛かります。
このまま真っ直ぐ鹿児島中央駅へと向かうのかと思いきや、その直前で回り道。
西郷隆盛や大久保利通が生まれ育った、加治屋町界隈(維新ふるさと館があります)を通過してから、再び鹿児島中央駅への大通りに合流しました。
合流した交差点脇には、大久保利通の像が立っていました。
…よくよく顧みると、駆け足で巡ったせいもあり、西郷隆盛の像は撮影していませんでした(像の近くさえ訪れていない…;)。
城山展望台から約45分程で、「まち巡りバス」は、終点の鹿児島中央駅へ到着しました!
車窓からの眺めを楽しむのが好きな私には、初めて目にする鹿児島各所の景色を眺めながらの、楽しい45分間でした^^
「まち巡りバス」のバスには、「あっちゃん号」と「せごどん号」の愛称が付けられています。
乗車したのは、「あっちゃん号」のほうでした。
「あっちゃん号」は篤姫(天璋院)、「せごどん号」は西郷隆盛(西郷(せご)どん)に因んだネーミングなのでしょう。
鹿児島中央駅。
在来線はもちろん、ここから新幹線の路線も、大阪、東京、(レールは物理的には繋がっていないけれど)東北そしてもうすぐ北海道へと延びていくのか…と思うと、実に感慨深いですね。
年末でも温暖に感じる(京都在住だから?)、南国の日射しも明るい午後、束の間の訪問となってしまった鹿児島に別れを告げ、次の目的地へと向かいます。
川内から鹿児島までは、時間の関係もあり、1駅間わずか12分の所要時間の区間でしたが、九州新幹線に乗車しました。
鹿児島では、そのシンボルである桜島を、記憶にある限りでは、初めてじっくりと眺めて過ごし、その後、市内の可能スポットを結んで循環しているループバスで市内各所の車窓風景を見遣りながら、鹿児島中央駅へと戻りました。
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川内駅の構内、改札口。
完全に九州新幹線利用がメインの仕様となっていますね。。。
「←九州新幹線のりば」とある、画像右の太い柱の更に右側に追いやられているように、在来線の鹿児島本線(鹿児島中央方面)と肥薩おれんじ鉄道(出水方面)の改札口があります。
この日は、先を急ぐ必要があったため、在来線でも行ける鹿児島中央へは、九州新幹線を利用することとなりました。
川内へ10時30分に到着した「おれんじ食堂1号」との接続や所要時間を考えると、在来線では川内で1時間近く待つ必要があったことや、鹿児島中央までの所要時間で新幹線と比べて約40分の差があることから、今回は特急料金を支払って、新幹線を利用することにしました。
川内11時3分発の、「さくら371号」鹿児島中央行に乗車します。
鹿児島中央までの約50km弱の距離を、わずか12分で走破…やっぱり新幹線は速い!助かりました~^^
11時15分、「さくら371号」は終着駅の鹿児島中央に到着。
この駅は、かつて「西鹿児島」と称していましたが、平成16年(2004年)3月、新八代からの九州新幹線部分開業を機に、「鹿児島中央」へと改称されました。
新幹線開業後には鹿児島を訪れてはいないはずなので、私の記憶の上では、実に10年以上ぶりの鹿児島訪問となります!
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鹿児島中央駅前から鹿児島市電で、市内中心部の繁華街である、天文館へと赴きます。
鹿児島も、路面電車健在です!
天文館のアーケード街を北へ抜けて少し歩くと、目に入る大きな鳥居。
鳥居の正面奥に、照國神社(てるくにじんじゃ)があります。
照國神社は、照國大明神である、幕末における薩摩藩の名君、島津斉彬(なりあきら)を祭神としています。
照国神社の背後に、屏風のように聳えている、城山へ登ります。
上り坂が続く道を歩いていくと、建ち並ぶビル等の屋根越しに、桜島が姿を現し始めました!
緩やかにも見えますが、実際には(運動不足の身には)結構ハードな上り坂でした;
この調子で、目指す展望台まで、坂道の続く道を、フゥフゥ言いながら一歩一歩踏みしめるように、登り続けます(^^;)
年末というのに、すっかり汗ばんでしまいました。。。
「おれんじ食堂1号」でいただいた朝食が、とてもボリューム感のある美味しいメニューでしたので、お昼時であるにもかかわらず、鹿児島滞在中に何かを食べようという気には全くならず、いい運動になりましたw
照國神社の近くの登り口から約20分…ようやく城山展望台へと辿り着きました~!
標高107mの展望台から、鹿児島市街地、錦江湾、そして桜島が一望できる、絶景スポットです^^
市街地が、ぶれてしまいました;
思っていたよりもこぢんまりとした城山展望台でしたが、桜島を正面に据えて眺める、素晴らしいパノラマを堪能することができます♪
噴煙を上げ続けている桜島。
平成26年(2014年)は、400回以上噴火したとのことです。
風向き次第では、眼下の鹿児島市街地にも大量の降灰がありますが、この日は灰が降ることもなく、雄大なパノラマをのんびりと眺めていました。
かつては大藩の城下町、今日では人口60万を数える大きな都市が、活発に活動する火山のこんなにも近くに存在し続けてきた、というのも、奇跡のようにも思えますね!
この火山との風景により、「東洋のナポリ」とも称される鹿児島。
もちろん、イタリアのナポリ(Napoli)とは姉妹都市となっていて、それぞれに互いの都市名を冠した通り名が存在しています。
展望台周辺には、猫さんも住み着いている模様(^-^)
最初、白猫が1匹だけかと思っていましたが、バス停への道を歩いていると、複数の白猫発見。
見事に白いのばかりでした。
展望台への登りで、すっかり足腰が悲鳴を上げてしまったので(^^;)、鹿児島中央駅へ戻る道中は、城山展望台から乗り換えいらずの「まち巡りバス」を利用しました。
…実のところ、城山展望台からどのようなバス路線があるかは、全くリサーチしておらず、バス停まで辿り着いたところでやって来たバスに乗車した、と言った方が正確でしょうかw
運転士さんに、鹿児島中央駅まで行くか尋ねると、「遠回りになるので40分~50分程掛かるが行く」とのこと。
このルートなら、納得です;
鹿児島から先への行程へは、少々ゆとりを持たせてあったので、「路線バスからの鹿児島見物もいいだろう♪」と、乗り込みました。
乗車したバスは、路線バスとはいえ鹿児島の主要観光スポットを巡る、「まち巡りバス」。
沿線の車窓には、鹿児島の観光スポットが次々に現れます♪
城山展望台を出発してすぐに、西郷隆盛が、西南戦争最末期の6日間を過ごしたという、西郷洞窟のすぐ前を通過しました。
城山の一帯は、西南戦争最後の激戦地であり、西郷隆盛にまつわる数多くの史跡が残っています。
バスはその後、西郷隆盛が命を絶った、西郷隆盛終焉の地を車窓から遠望し、西郷をはじめ西南戦争戦没者が眠る南洲墓地や西郷を祀った南洲神社等がある西郷南洲顕彰館(南洲公園)の傍を通り、鹿児島中央駅とは反対方向である、東へ向けて走行します。
「まち巡りバス」のルート最東端となる、仙巌園(せんがんえん)まで来ました。
これまで乗車していた、多くの乗客がここで下車しました。
桜島を借景に、素晴らしい庭園と聞いていますが、途中下車して訪れる程には時間的余裕がなかったため、バス乗車を続けます。。。
万治元年(1658年)に造園された仙巌園に隣接して、尚古集成館があります。
照國神社の祭神である島津斉彬が、産業育成のために実践した富国強兵施策により、慶応元年(1865年)に竣工した機械工場を本館として、西洋産業振興の集成館事業と島津家の歴史をテーマにした博物館となっています。
車内の着席位置の関係で、機械工場の端の部分しか撮影できませんでした(爆)
バスはここから折り返して、鹿児島中央駅へ向けて、西へと走ります。
車内からも大きく見えている桜島をすぐ目の前に望む、磯海水浴場からの絶景を車窓に(これまた着席位置の関係で撮影できず><)、鹿児島市街の中心部へと戻っていきます。
錦江湾沿いを走って桜島桟橋を経由後、「まち巡りバス」は鹿児島の繁華街へと戻ってきました。
鹿児島の老舗デパートである、山形屋のルネサンス調の建物が目を引きます。
この後、天文館を一直線に貫いている、いづろ通へと入り、鹿児島中央駅へ至る最終区間に差し掛かります。
このまま真っ直ぐ鹿児島中央駅へと向かうのかと思いきや、その直前で回り道。
西郷隆盛や大久保利通が生まれ育った、加治屋町界隈(維新ふるさと館があります)を通過してから、再び鹿児島中央駅への大通りに合流しました。
合流した交差点脇には、大久保利通の像が立っていました。
…よくよく顧みると、駆け足で巡ったせいもあり、西郷隆盛の像は撮影していませんでした(像の近くさえ訪れていない…;)。
城山展望台から約45分程で、「まち巡りバス」は、終点の鹿児島中央駅へ到着しました!
車窓からの眺めを楽しむのが好きな私には、初めて目にする鹿児島各所の景色を眺めながらの、楽しい45分間でした^^
「まち巡りバス」のバスには、「あっちゃん号」と「せごどん号」の愛称が付けられています。
乗車したのは、「あっちゃん号」のほうでした。
「あっちゃん号」は篤姫(天璋院)、「せごどん号」は西郷隆盛(西郷(せご)どん)に因んだネーミングなのでしょう。
鹿児島中央駅。
在来線はもちろん、ここから新幹線の路線も、大阪、東京、(レールは物理的には繋がっていないけれど)東北そしてもうすぐ北海道へと延びていくのか…と思うと、実に感慨深いですね。
年末でも温暖に感じる(京都在住だから?)、南国の日射しも明るい午後、束の間の訪問となってしまった鹿児島に別れを告げ、次の目的地へと向かいます。
鹿児島は一度も訪れたことがありませんが、桜島は一度見てみたいと思っています。
風向きによっては降灰する大都会、そこで暮らす人々の苦労は大変なものでしょうね。
灰が降ると白ネコさん達もちょっと灰色になったりするのかしら?
あ、もしかしたら、このネコさん達は灰のせいで白くなってるのかも…そんなことないですよね(笑)
疲れてしまったせいで、思いがけず鹿児島観光が出来て良かったですね。
次回は是非美味しい黒豚リポートお願いします!
鹿児島へは、10年以上ぶりに訪れました。
時間の都合で今回は行けませんでしたが、フェリーで対岸となる桜島(行政上は鹿児島市です)へ渡るのもいいですよ^^
風光明媚な「東洋のナポリ」、食べ物も美味しいし、温泉も豊富な鹿児島…羽田からでも鹿児島空港への飛行時間は僅か1時間40分!是非機会を作って、お訪ねになってみてください。
風向きの関係で、夏場によく降灰するようですが、50万人以上の人が暮らしているという事実は、降灰を差し引いても、鹿児島の地は住み心地が良いのでしょうね^^
鹿児島のネコは、動物の勘で噴火を予知して、いち早く安全な灰除けの場所へと逃れているのでしょうねw
黒豚リポート、魅惑的な響きです…w
是非共、「じっくり」取り組んでみたいです!!