一歩ずつすすんで♪

どるふぃんは元気です!

想像してみよう

2007-04-08 15:11:00 | 障害
私は家の中以外は車イスで生活している。
職場でもプライベートで外出する時も。

3年くらい前まではある程度の距離なら歩けていたから
職場でも歩いて仕事をしていたし、
どこかに出かける時もたいてい歩いていた。
(時と場合によっては車イスを借りたりしてたけど)

それがそれまでのように歩けなくなり、車イスが必要になった。

以前は歩いていたとはいえ かなり不安定だったから、
「ココ危ないなぁ…」とか思うことはあったけど、
車イスに乗るようになったら、
それまであまり気にしてなかったことでも気になるようになった。

例えば、ほんの少しの傾斜や段差。
歩いていたら気づかないほどの傾斜でも、
車イスに乗ってるとすぐ察知してしまう。
たまに「この傾斜(段差)必要?」って感じるものがあったりする。

デザイン風のタイルやアスファルトのデコボコも
車イスに乗ってる体はかなり響くし。
ホント 見た目は綺麗になるかもしれないけど、
そのことで何らかの負担がかかる人もいるってことを知ってほしいと思う。


たまに一緒に出かけた友達が
「普段気づかない段差や傾斜が気になる」って言っているけど、
これからますます「バリアフリー」とか「ユニバーサルデザイン」
という考え方が大事になってくるんだろうな。

今でこそ、街の中で障害者を見かけるようになってきたけど、
障害者が身近な存在にはなかなかなっていないように思う。

でも、自分の体験や街で見かけた光景から
障害者に限らず いろんな条件をもつ人が
同じ街で暮らしていることに思いを巡らすことはできるはず…(^o^)丿

同じ立場にたたないとわからないこともあるけれど、
人には物ごとを共感したり、想像したりする力があるのだから…♪