リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

「生命の在処」 所秀雄さんの立ち位置

2007-04-12 20:32:39 | 『田んぼのチカラ』2004-
 所さんとお会いしたのは、ボクが長良川河口堰の反対運動を始めた頃のことだ。
ボクはそのころ川崎市にすんでいて、「外からの運動」などといわれていたが、所さんは地元で「長良川と愛する会」を立ち上げられた。
 同じ頃、大阪から反対の記事を書き、反対運動ののろしを上げたA女史が「地元のガス抜き」かも知れないから、会いに行ってこいというから、出かけていった。

 そんなに長い時間話したわけではない。印象に残ったのは、農水省時代に係わったという土地改良事業についての批判だった。水田の機能が損なわれる。という憂い。「とてもまともな方」それがボクの印象だった。
 農業施策について、お聞きしたいことがあったのだが、長良川河口堰反対運動の「表舞台」から早くに手を引いたボクはその後会う機会はなくなった。

 
 回りまわって、ボクも水田の機能の回復について試行錯誤を行っている。
「つながりがたいせつ」それは、ボクの試みのキーワードであり、琵琶湖のDVD「淡海と生きる」のテーマともなっている。

   時は往く。  田んぼのお話しをしたかった。
    
生命の在処―食と場と人をみつめて

メタブレーン

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所秀雄氏死去 「長良川を愛する会」代表(共同通信) - goo ニュース

 ☆テキスト版
所秀雄氏死去 「長良川を愛する会」代表
2007年4月12日(木)19:53

* 共同通信

 所 秀雄氏(ところ・ひでお=「長良川を愛する会」代表)9日午後0時半、膵臓がんのため岐阜県垂井町岩手1052の2の自宅で死去、88歳。岐阜県出身。葬儀・告別式は済ませた。喪主は妻やなぎさん。6月初旬に東京都内で「しのぶ会」を行う予定。1988年に市民団体「長良川を愛する会」を設立。長良川河口堰の建設反対運動に取り組んだ。
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