外様大名

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法界寺(日野薬師)

2012-09-30 12:17:52 | まち歩き

法界寺は真言宗醍醐派で山号・東光山 本尊は薬師如来(重文)で平安時代前期に藤原北家傍流の家宗が最澄作と伝わる薬師如来の小像を慈覚大師円仁から贈られ山荘に祀り、日野家の至宝として伝承された。平安時代後期に日野資業が小像を胎内に納めた高さ9cmほどの薬師如来立像(秘仏)を造り安置する薬師堂を建立し日野家の菩提寺にしたのが法界寺の始まりで現在の薬師堂は奈良県斑鳩町にあった伝燈寺本堂を明治37年に移築したものです、この薬師如来は乳薬師と呼ばれ安産、授乳、子授けなどにご利益があると信仰されています、またこの地で親鸞聖人が生まれたので日野誕生院もあります、誕生の遺跡として「えな塚」、「産湯の井戸」もあります。

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012左上は薬師堂、右は阿弥陀堂、下は親鸞聖人童像です。