しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

指導と稽古

2011-11-18 12:02:12 | インポート

11月17日(木)稽古に伺いました。準備運動に入りますが、テンション低いですね~イマイチ気合が入ってない様子。

元気よく声を出して、剣道スイッチをONにしましょう!!

準備運動は、可那子ちゃんにお願いしました。頑張って号令をかけてましたね

さて、新期生の指導です。参加者は、大雅くん、恒成くん、遥ちゃん、杏衣ちゃん、世理奈ちゃん、桃恵ちゃん、健志朗でした。

新期生も何だか、気合が入ってなく、集中してない感じです。。。最初の正座から「お願いします!」の挨拶で、声が出てません。何度かやり直すと、どうも女の子の声が聞こえない。

女の子だけやり直し!!「おねがいしま~す」・・・?はっ?なんじゃそりゃ

茶道教室ならその声でOKでしょうが、ここは剣道道場です!「今から頑張るぞ!!」ってな迫力が欲しいものです。

やり直します。何度も何度も・・・10回くらいして男の子に聞きます「今の声どうやった?」

すると男の子達は首をかしげて、「ん~・・・」

男の子から合格をもらうまでやります。15回くらいして、「これじゃ稽古にならんから、女の子だけ見学するか?!」と聞くと、稽古はしたいみたいです。

20回くらいで、どうにか合格を頂きましたwが・・・もう時間がありません。構え、3挙動の素振り、左足一本立で整理運動の素振りで稽古終了。もっともっとすることが沢山ありますので、しっかりと気合を入れて稽古に臨みましょう!!

居残り稽古は女子剣の特別稽古です。みんな元気でテンション高いですw

稽古をする前に・・・先日の飛鳥10周年大会で、みんなに「無様な結果やったら互角稽古20本するけんね!」って半分冗談で言ったんですが結構本気に捉えてるみたいで、「先生、20本するんですか~?」っと聞いて来ました。「よし!やろうかね!」って言ったら「え~っ」っと言いながら、でも、まんざらでもなさそうw

その前に、飛鳥の振り返りをします。その中で、「攻め」という言葉が多く出て来ましたので、みんなに「攻め」ってなに?どういう風にやってるの?って聞いてみると、「前に出る事?」「分ら~ん」との答え。「先に攻めて相手を崩しなさい。」とは何時も言ってましたが、攻めについては細かく話してませんでした。

そこで、分かりやすく説明するために、こんな例え話をしました。

Q「部屋に入る時、先ず、何をする?」

A「歩いてくる」「ドアを開ける」・・・あははwじゃ・・・

Q「ドアを開ける時何をする?」

A「ノックする」そう!!ノックするよね!

Qじゃノックって何でするの?

A「・・・・?」

ノックは、中の人に「入ってますか?」「入っていいですか?」「入りますよ~」の合図なんです。これを剣道に置きかえると、お互い遠間に構えた時点でスーッと打間に入り「どうしますか?」「打って来ますか?」「動きませんか?」「下がりますか?」って伺うんです。

そこで、相手の反応が分かります。打って来れば応じて返して、その場から動かずに手元が上がれば抑えて、下がれば追い込んで対処するんです。大切な事は、相手よりも先に「ノック」する事です。簡単に言ってますが実はとても難しい事なのですが、子ども達に伝えるには単純明快な例えが良いと思いました。

それでは、お待たせの互角稽古20本をやります♪丹田に力を溜め、肩の力を抜いて、しっかり足を捌く事だけを意識して打ち込みをさせます。

声が出てない場合は、ノーカウント!声を出すのは当たり前のこと!!

みんな頑張ってます最初は、ちょっとふざけ気味でしたが、10本を越えた辺りから表情や声や行動に張りが出て来ました。「ラスト5本は、休み無しでやるぞ!!」っと言うと「ハイ!!!」と元気の良い返事が返ってきました。まさに体育会系的なノリです

最後の地稽古は、互角稽古とは真逆で、しっかり相手を見て、ノックして、打っても2~3本を30秒程の中で、行いました。ここで、子ども達の動きが違っている事がよく分かります。

この調子で、女子剣を鍛えていきます!