※2016年06月30日内容更新(品種登録等)
交配番号「SN-4」
品種名=Rlc. Shining Phoenix(シャイニング・フェニックス)※「Rlc. Shining Flare(シャイニング・フレアー)」から変更
交配=Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’FCC/OSROC, AM/AOS x C. Bangkok Bazaar‘Eastern Island’
播種=2007年7月
フラスコ出し=2008年9月
初花開花=2016年6月25日(播種から約9年)
品種登録日=2016年6月27日
「SN-4」は“銘花 Rlc. Don De Michaels を超える新世代のスプラッシュ系花”の創出を目指した私のオリジナル交配です。展開の良いペタルの広範囲に目眩のする程に真っ赤なスプラッシュが入る極厚弁巨大輪花の誕生を期待しています!
ちなみに、将来的にこの交配をベースにして、濃い青色のペタルとリップを持つブルーの大輪花の創出を試みる計画も持っていまして、まずは C. Canhamiana‘Purple Shadow’との交配を試みて立派な大輪ブルー系花を創り出そうと企んでいます(笑)。
≪2016年6月30日追記≫
この交配の登録品種名は当初 Rlc. Shining Flare(シャイニング・フレアー)とする予定でしたが、最終的に Rlc. Shining Phoenix(シャイニング・フェニックス)に変更しました。その理由としましては、この交配の苗が栽培難易度が高く、私の手元にはたった1個体しか残らなかった貴重な交配となったことから、私にとって唯一無二の存在であるこの交配が失われることのないように、という願いを込めた品種名としたかったからです。また、この花の花容や花色から、天空に力強く飛翔する火の鳥(フェニックス)を想起したからでもあります。
なお、花容には種子親の Rlc. Chia Lin や、その祖先の Rlc. Norman's Bay からの影響が見られるものの、花色に関しては、全く濃色化が成されておらず、交配の難しさを感じます。ただし、クサビの入り方がユニークで、私の知る限り、交配種では、このような形状(横一文字)では、これ程、濃く入るクサビを持った花は無かったように記憶しています。
さて、今後の交配計画につきましては、一旦、 C. Canhamiana‘Purple Shadow’の花粉を付けて、その子供にさらに、C. Dinard‘Blue Heaven’を交配する計画を実行したいと思います。
(※品種名 Rlc. Shining Phoenix は、以前、交配番号「SN-7(Rlc. Memoria Shigeo Sakaue)」につける予定でした。)

※2016年06月26日(花径約17cm)
これでほぼ満開状態かと思います。花径は17cmまで伸張してくれて個人的には大満足!8年を費やした甲斐もあったかと。リップの金脈や花容に祖先の Rlc. Norman's Bay からの良い影響を享受しているような気がします。
結論。やはり実生は面白い!

※2016年06月26日(花径約17cm)
株姿です。華奢です。

※2016年06月26日(花径約17cm)
2輪目開花中です。

※2016年06月26日(花径約17cm)
花径は約17cm。我が家の不備な環境でよく頑張ってくれました。

※2016年06月25日夜の様子
夜になってほぼ展開完了の様子。花容はどちらかというと種子親からの影響を強く受けた印象です。ちなみに明日の天気予報は午後から晴れの為、自然光での撮影が出来そうです。

※2016年06月25日の様子
開花しはじめてから刻一刻と変化していました。この時点で花径は約15cm。

※2016年06月25日の様子
開花し始めました!画像は8分咲きといったところでしょうか?ちなみに、現状での花径は約14cmとまずまずかと。

※2016年06月23日の様子

※2016年06月19日の様子
現在6センチ程まで膨らんだ蕾です。フラスコ出しから8年も待つと、どんな花が咲いても良花に見えてしまいそうです(笑)

※2016年06月12日の様子
待望の蕾!ようやく3センチ程の正常な蕾が発生しました。どんな花が咲くのか?開花が待ち遠しいです。

※2016年06月11日の様子

※2016年06月11日の様子
上の画像の別角度(フラッシュ撮影)

※2016年06月11日の様子
フラスコ出しから約8年。手塩にかけて愛培してきた愛娘。1個体(3株)しか残っていない為、私にとっては大変貴重な株です。

※2016年05月15日の様子
この春先に発生した新芽がぐんぐん育っています。今年こそは、初花を!

※2015年09月27日の様子
「もう1年だけ育ててみよう」という脅し(?)が効いたのか、極小のシース的なものが発生しました。

※2015年09月27日の様子
上の画像の株の全体の様子。

※2015年09月27日の様子
上の画像の株の分け株。こちらは、ツボミっぽいものが発生し枯れました。

※2015年09月27日の様子

※2014年08月16日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。しっかり潅水・肥培した甲斐あって、バルブ付け根から葉先まで約40cmくらいにまでにはなりました。できれば今回は花芽を着けて欲しかったのですが、開花専用肥料「ホスポン-F」も効きませんでした(泣)もう一年だけ、頑張ってみようと思います。。。

※2014年05月17日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。バルブ付け根から葉先まで約23cmくらいにまでにはなりました。開花までは、あと2~3年といったところでしょうか?長い道のりです(苦笑)。

※2013年07月27日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。この夏のリードは、これまでより格段に大きくなり「もしかして、スゴイ花が咲いたりするかも!?」とスケベ心も芽生えています(苦笑)。

※2012年10月21日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。それでも、鉢増ししてやや深植えにしたら少しマシになりました。

※2011年06月18日の様子

※2011年06月18日の様子
葉に赤い色素がかなり出ていますのでおそらく濃色系花ではないかと期待してます。
しかし、クセのある苗です。葉がヒョロヒョロで自立しません(汗)。でも、こんな苗の方が突然変異的に良花が咲く可能性が高いという説もあるそうですので頑張って育成に励みます!

※2010年11月14日の様子
どうやら、この交配の苗は栽培難易度が高いようです。じつは、先日、とうとう我が家で栽培していた苗が全滅して、神戸のSさんのところから、戻ってきた3苗しかもう、残っていません。あとは、高橋洋蘭園さん(高松)にまだ多くの苗が残っていますが、こういうことがあるので、他の方にも栽培していただいていて助かりました(汗)。どうやら、この栽培難易度の高さは、非公開の方の親に原因があるようですが、その親の花色の濃さは特筆モノで、「性質が似ている=花色が似ている」というような単純なものではないのは解っていますが、期待してしまいます(苦笑)。

※2009年10月25日の様子
もっとも生育の良いグループ。一番大きな苗の葉の長さは 170mm です。ちなみに、その一番大きな苗の葉には以前、記事にしたトゲ(イボ?)があり、今後の生育に注目しています!
●カトレヤの“トゲ(イボ?)”についての記事は、こちらをクリック!

■私の交配「SN-4」の苗(2009年5月31日の状態、2号鉢植え)。最も生育の良いグループの中からの3苗。
この交配の苗は、比較的、クセの無い素直な生育をしてくれるいい苗たちだと思います。

■私の交配「SN-4」のフラスコ(2008年9月13日の状態)。

■「SN-4」の実。2007年7月に播種を委託したときの画像。

※実際に「SN-4」の交配に使用した親株の画像(於:我が家(2006年12月下旬))
■Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’FCC/OSROC, AM/AOS
リンコレリオカトレヤ チア・リン‘パウ・チン・ティエン’
(Rlc. Oconee x Rlc. Maitland (01/01/1989))
●Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’についての記事は、こちらをクリック!

※実際に「SN-4」の交配に使用した親株の画像(宝塚市の翠香園さんにて入手 ※実際の花色もっと濃く鮮やかです)
■C. Bangkok Bazaar‘Eastern Island’
カトレヤ バンコック・バザール‘イースタン・アイランド’
(C. Excellency x C. Princess Margaret (01/01/1970))
●C. Bangkok Bazaar についての記事は、こちらをクリック!
◆「シンのカトレヤ交配記録」についての記事は、こちらをクリック!
◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!
交配番号「SN-4」
品種名=Rlc. Shining Phoenix(シャイニング・フェニックス)※「Rlc. Shining Flare(シャイニング・フレアー)」から変更
交配=Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’FCC/OSROC, AM/AOS x C. Bangkok Bazaar‘Eastern Island’

播種=2007年7月
フラスコ出し=2008年9月
初花開花=2016年6月25日(播種から約9年)
品種登録日=2016年6月27日

「SN-4」は“銘花 Rlc. Don De Michaels を超える新世代のスプラッシュ系花”の創出を目指した私のオリジナル交配です。展開の良いペタルの広範囲に目眩のする程に真っ赤なスプラッシュが入る極厚弁巨大輪花の誕生を期待しています!
ちなみに、将来的にこの交配をベースにして、濃い青色のペタルとリップを持つブルーの大輪花の創出を試みる計画も持っていまして、まずは C. Canhamiana‘Purple Shadow’との交配を試みて立派な大輪ブルー系花を創り出そうと企んでいます(笑)。
≪2016年6月30日追記≫

この交配の登録品種名は当初 Rlc. Shining Flare(シャイニング・フレアー)とする予定でしたが、最終的に Rlc. Shining Phoenix(シャイニング・フェニックス)に変更しました。その理由としましては、この交配の苗が栽培難易度が高く、私の手元にはたった1個体しか残らなかった貴重な交配となったことから、私にとって唯一無二の存在であるこの交配が失われることのないように、という願いを込めた品種名としたかったからです。また、この花の花容や花色から、天空に力強く飛翔する火の鳥(フェニックス)を想起したからでもあります。
なお、花容には種子親の Rlc. Chia Lin や、その祖先の Rlc. Norman's Bay からの影響が見られるものの、花色に関しては、全く濃色化が成されておらず、交配の難しさを感じます。ただし、クサビの入り方がユニークで、私の知る限り、交配種では、このような形状(横一文字)では、これ程、濃く入るクサビを持った花は無かったように記憶しています。
さて、今後の交配計画につきましては、一旦、 C. Canhamiana‘Purple Shadow’の花粉を付けて、その子供にさらに、C. Dinard‘Blue Heaven’を交配する計画を実行したいと思います。
(※品種名 Rlc. Shining Phoenix は、以前、交配番号「SN-7(Rlc. Memoria Shigeo Sakaue)」につける予定でした。)

※2016年06月26日(花径約17cm)
これでほぼ満開状態かと思います。花径は17cmまで伸張してくれて個人的には大満足!8年を費やした甲斐もあったかと。リップの金脈や花容に祖先の Rlc. Norman's Bay からの良い影響を享受しているような気がします。
結論。やはり実生は面白い!

※2016年06月26日(花径約17cm)
株姿です。華奢です。

※2016年06月26日(花径約17cm)
2輪目開花中です。

※2016年06月26日(花径約17cm)
花径は約17cm。我が家の不備な環境でよく頑張ってくれました。

※2016年06月25日夜の様子
夜になってほぼ展開完了の様子。花容はどちらかというと種子親からの影響を強く受けた印象です。ちなみに明日の天気予報は午後から晴れの為、自然光での撮影が出来そうです。

※2016年06月25日の様子
開花しはじめてから刻一刻と変化していました。この時点で花径は約15cm。

※2016年06月25日の様子
開花し始めました!画像は8分咲きといったところでしょうか?ちなみに、現状での花径は約14cmとまずまずかと。

※2016年06月23日の様子

※2016年06月19日の様子
現在6センチ程まで膨らんだ蕾です。フラスコ出しから8年も待つと、どんな花が咲いても良花に見えてしまいそうです(笑)

※2016年06月12日の様子
待望の蕾!ようやく3センチ程の正常な蕾が発生しました。どんな花が咲くのか?開花が待ち遠しいです。

※2016年06月11日の様子

※2016年06月11日の様子
上の画像の別角度(フラッシュ撮影)

※2016年06月11日の様子
フラスコ出しから約8年。手塩にかけて愛培してきた愛娘。1個体(3株)しか残っていない為、私にとっては大変貴重な株です。

※2016年05月15日の様子
この春先に発生した新芽がぐんぐん育っています。今年こそは、初花を!

※2015年09月27日の様子
「もう1年だけ育ててみよう」という脅し(?)が効いたのか、極小のシース的なものが発生しました。

※2015年09月27日の様子
上の画像の株の全体の様子。

※2015年09月27日の様子
上の画像の株の分け株。こちらは、ツボミっぽいものが発生し枯れました。

※2015年09月27日の様子

※2014年08月16日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。しっかり潅水・肥培した甲斐あって、バルブ付け根から葉先まで約40cmくらいにまでにはなりました。できれば今回は花芽を着けて欲しかったのですが、開花専用肥料「ホスポン-F」も効きませんでした(泣)もう一年だけ、頑張ってみようと思います。。。

※2014年05月17日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。バルブ付け根から葉先まで約23cmくらいにまでにはなりました。開花までは、あと2~3年といったところでしょうか?長い道のりです(苦笑)。

※2013年07月27日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。この夏のリードは、これまでより格段に大きくなり「もしかして、スゴイ花が咲いたりするかも!?」とスケベ心も芽生えています(苦笑)。

※2012年10月21日の様子
相変わらず、ヒョロヒョロ系ですが。それでも、鉢増ししてやや深植えにしたら少しマシになりました。

※2011年06月18日の様子

※2011年06月18日の様子
葉に赤い色素がかなり出ていますのでおそらく濃色系花ではないかと期待してます。
しかし、クセのある苗です。葉がヒョロヒョロで自立しません(汗)。でも、こんな苗の方が突然変異的に良花が咲く可能性が高いという説もあるそうですので頑張って育成に励みます!

※2010年11月14日の様子
どうやら、この交配の苗は栽培難易度が高いようです。じつは、先日、とうとう我が家で栽培していた苗が全滅して、神戸のSさんのところから、戻ってきた3苗しかもう、残っていません。あとは、高橋洋蘭園さん(高松)にまだ多くの苗が残っていますが、こういうことがあるので、他の方にも栽培していただいていて助かりました(汗)。どうやら、この栽培難易度の高さは、非公開の方の親に原因があるようですが、その親の花色の濃さは特筆モノで、「性質が似ている=花色が似ている」というような単純なものではないのは解っていますが、期待してしまいます(苦笑)。

※2009年10月25日の様子
もっとも生育の良いグループ。一番大きな苗の葉の長さは 170mm です。ちなみに、その一番大きな苗の葉には以前、記事にしたトゲ(イボ?)があり、今後の生育に注目しています!
●カトレヤの“トゲ(イボ?)”についての記事は、こちらをクリック!

■私の交配「SN-4」の苗(2009年5月31日の状態、2号鉢植え)。最も生育の良いグループの中からの3苗。
この交配の苗は、比較的、クセの無い素直な生育をしてくれるいい苗たちだと思います。

■私の交配「SN-4」のフラスコ(2008年9月13日の状態)。

■「SN-4」の実。2007年7月に播種を委託したときの画像。

※実際に「SN-4」の交配に使用した親株の画像(於:我が家(2006年12月下旬))
■Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’FCC/OSROC, AM/AOS
リンコレリオカトレヤ チア・リン‘パウ・チン・ティエン’
(Rlc. Oconee x Rlc. Maitland (01/01/1989))
●Rlc. Chia Lin‘Pau Ching Tien(包青天)’についての記事は、こちらをクリック!

※実際に「SN-4」の交配に使用した親株の画像(宝塚市の翠香園さんにて入手 ※実際の花色もっと濃く鮮やかです)
■C. Bangkok Bazaar‘Eastern Island’
カトレヤ バンコック・バザール‘イースタン・アイランド’
(C. Excellency x C. Princess Margaret (01/01/1970))
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