カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

~印象に残る「カトレヤ」たち~ 05年7月26日号

2005年07月26日 12時22分02秒 | ■セミアルバ系
台風が来ていますね。
僕の住んでいる所は海から2kmくらい離れたやや高台で
去年は台風が運んで来た塩水で
近所の桜並木の桜の葉が茶色くなってほとんど落ちてしまい、
今年の春の開花がとても心配だったのですが
なんとか例年と遜色ないくらいに頑張って咲いてくれて
今年の春は特に桜が美しく感じられました。
ただ、さすがに2年連続ともなるとキツイと思いますので
出来れば逸れて欲しいのですが…



■Bc. High Sierra 'Alpine Lass'
交配はBc. Deesse × C. Kittiwakeで登録は1969年です。
独特な色彩のリップの美しい品種です。
花径は150~170mm前後の大輪です。
着花輪数は1~2輪とやや少なめのようですが
存在感のある素晴らしい花です。


■Lc. Orglade's Grand 'Li-Cheng'
交配はLc. Mildred Rives × Persepolisで登録は1986年です。
個体名「Li-Cheng」は台湾の麗城蘭苑さんの選抜個体です。
花径180mmオーバーの立派な花です。
別個体に「Tien-Mu(=天母)」「Limrick」
「Yu Chang Beauty(=右昌美人)」「Sunshine」
「Valentine」「Modern」「Orchis」
「White Angel」「Passion」「Snow Dancer」等々
優秀で立派な個体が多数あります。


■Lc. Hoshi 'Century'
リップの形が独特で印象的な美花です。
花径は140mmくらいの中大輪でした。
交配記録は不明です。
また調べておきます!


■Lc. Longriver Compton 'Golden Star' FCC/AOS
交配はLc. Shellie Compton x Mount Pilchuckで1988年登録です。
180mmオーバーの巨大輪を着ける冬咲きの極美花です。
画像の通り、リップの色彩が非常に美しく印象的です!
特に大型蘭展などで台湾の業者さんが展示している
花見本株の花は「溜息もの」の素晴らしさです!
また、セミアルバでは貴重なFCC/AOS入賞花でもあります。
他に僕の知っているセミアルバでのFCC/AOS入賞花は
「C. Enid 'United Nations' FCC/AOS」くらいしかありません。


■Lc. Melody Fair 'Carol' BM/JOGA, HCC/JOS
交配はLc. Stephen Oliver Fouraker x C. Horaceで1988年登録です。
見事に円い花弁と真っ赤なリップをもつ日本生まれの優秀美花です。
蘭展や展示会では大株づくりにたくさんの花を着けた
立派な本種をよく見かけます。
花径は160mm前後でしたが花型が良いためとても大きく見えます!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月24日(日)の我が家の様子 | トップ | 「大輪系カトレヤ交配種」の... »
最新の画像もっと見る

■セミアルバ系」カテゴリの最新記事