釧路市議会2023年6月議会に「釧路湿原及び動植物の保護並びにメガソーラーの規制を求める陳情」が提出されました。🐟
無所属(参政党)議員を除く全議員が不採択としました。🙇
いずれ「市議会だより」が全戸配布されると、「どうしてこのタイトルの陳情に共産党が反対したの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。そこで私なりの感想を述べます。
陳情文を読むと、太陽光発電全てが悪いという論調です。今問題になっているのは湿原にメガソーラーを建設するという植民地型太陽光発電です。個人宅、市有施設、ソーラーシェアリングなどの太陽光パネルは、再エネに適したものと考えます。また原発や石炭火発による自然破壊については言及もありませんでした。そのため、共産党議員団として、議事録にも残る形で次の態度表明をしました。
不採択理由
陳情内容と陳情者の思いは理解・共有できるもの、私権を制限することや保護活動強化を目的に「動植物保護基金制度」を創設し、その財源を再生エネ事業者に課することなど、条例で対応することは難しいことと考える。国立公園である釧路湿原保護に関する条例についても、様々な視点から検討すべきものと考える。よって、残念ながら、現段階において賛成できるものではない。
陳情書が欲しい方は、お電話でご相談下さい。
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