西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

「議会だより」編集委員の役目を終えて

2011-01-19 08:40:45 | Weblog
「議会だより」編集委員の立ち上げから、3年。議員の改選にあたり、再編成となります。
とてもいい勉強をさせていただきました。
編集後記、以下、最後の感想として紙面を飾ります。

発足以来、仰せつかった「議会だより、編集委員」
やってみたら、とてつもなく大変。しかし、始めてみたら、何もかもが新鮮、新しい知識・体験、心に広がりや豊かさを感じ、若返る。主義主張の違う者同士、党派を超えて一つにまとめる。「よくぞここまで来たな」と云う達成感と充実感が交錯する。ぜひ議員の皆さんにもチャレンジしていただきたい。

視察報告、市立宇和島病院

2011-01-18 10:57:03 | Weblog
昨年末、視察いたしました「市立宇和島病院」の報告を紹介します。
詳しくは、当方に問い合わせください。

市立宇和島病院、行政視察
視察項目
自治体病院の使命と役割
<新宇和島市、人口9万2千人。地域の医療機関の中核として医療水準の向上に資する総合病院。一般病床数426床、結核・感染症9床。一般開業医が満たすことのできない質的水準の医療、より高度な機器・設備を整えうる病院>を目指して

院内体制の確立、医療環境整備
Ⅰ、病院経営の健全化について
平成20年10月15日、新病院本館開院(地下1階、地上8階、一部10階)
病床数一般426床、結核5床、感染4床の計435床、診療科目28科、
21年11月1日、創立100周年
四国西南地域唯一の総合病院、災害拠点病院として、地域の医療に取り組む。
ハード・ソフトの両面で新たな経営形態を確立、(昨今の公立病院を取り巻く医療行政で経営を厳しく、財政基盤の弱い地方都市で公立病院を運営することは容易ではない。)
地域で完結する医療を目指して病病連携・病診連携を進める。

Ⅱ、経営目標・課題
*経営分析は別紙参照(津島市民病院との比較ほか)、以下共通する課題について学ぶ。
*収入の確保
収入増加策の推進
診療報酬の確実な取得
*医師と看護師の充足度・定着化
勤務体制(当直等)、医師・看護師の事務処理はじめ協働・負担軽減、研修医指導医の充実、人材の確保、魅力ある職場の実現
*行政の効率と市民サービスの充実・質の向上
経営体制の強化、職員の経営参画・意識の醸成
ワーキンググループによる積極的な取り組み
*地域連携の強化
*病院PRの充実
*薬品費・材料費・委託費・その他の経費等、支出の削減
*特色ある医療の提供
平成17年8月1日、1市3町の合併に伴う新市の病院の在り方
この5年間の流れについて、「広域的な医療の取り組み」については以下の通り、合併効果は非常に大きいものがある。

(1)、宇和島医療圏域における地域医療連携の取り組み
平成20年10月の新病院開院に当たり病診連携室を「地域連携室」改正。
地域医療機関からの患者紹介、検査依頼や診療情報が適正・迅速に報告されているか
等の点検、他、圏域の行政機関や医療機関との連絡を行う事によって、各病院の現状や空き病床数等を把握している。平成15年の紹介患者数は516人であったのが、平成21年の実績は5倍近く、2515人。
平成20年度より、3カ年計画で愛媛県保健所が主体となり「ひとりの患者を地域で支える」ことを目標として、宇和島地域医療・保健・福祉連携推進事業(医師連携推進班・看護連携推進班・地域連携推進班)を実施、市内にとどまらない広域連携を推進。
医療機関ごとにバラバラであった転院に係る情報提供書を、転院患者情報提供書として連携医療機関に提案し、統一様式を作成、病院間を縦横に結ぶツールとして稼働中。

(2)、脳卒中患者における地域連携クリティカルパスの整備
愛媛県保健所の主導によって、脳卒中患者における地域連携クリティカルパスの基盤整備が行われている。連携パスにのっとり、回復期(リハビリを目的とした)病院までスムーズに移れるよう基盤を整備するもの。もとより、個々の患者の病態に即した転院や在宅退院における後方連携は以前よりおこなっているが、地域で統一したパスを利用して、どの医療機関でも同等の医療を受けられるよう整備を進める。

(3)、がん診療地域連携パスの取り組み
平成22年度の診療報酬改定で「がん治療連携計画策定料」・「がん治療連携指導料」が新設、今後は連携医療機関と協議しながらクリティカルパスを作成することが必要。
南予地区病院間のがん診療の連携協力体制及び相談支援の提供体制、その他のがん医療に関する情報交換を行う事を目的に、4月に「がん診療連携協議会」を発足。




今回の市立宇和島病院視察に関しまして対応いただきました、医療行政管理部長兼病院事務局長、岡崎恵一様はじめ経営企画課長、橋本克彦様及び主任、清家敦様、他関係者には厚く御礼申し上げます。


いつになく童心

2011-01-17 16:23:17 | Weblog
この地方も昨夜からの大雪、本日の新年会に呼ばれて「文化会館」まで徒歩40分。
いつもなら車で10分、足を取られながらも新雪の感触を楽しんで、久しぶりに「童心」に返ってはしゃいでおります。今の子どもは家に閉じこもって、暖房の下でゲームを楽しんだ方がいいのかも。なにも、わざわざ冷たい雪を相手に遊ばなくても、ラクで楽しい事は山ほどある。風邪でも引いたらそれこそ大変。

お母さん!「何のための子育てなんですか?」
味気ない「近頃の子どもたちの遊び」、外に飛び出せ!もっと元気出して!
お母さんも一緒になって、童心に返って遊びませんか。


まつり保存

2011-01-16 14:22:50 | Weblog
「ふるさと津島の再生」には欠かすことのできない「まつりごと」。
いわゆる「まつり」は津島市にとっての資源であります。
これをどう維持していくか、関係者は頭を抱えている訳であります。
先ず、「経費」の問題。何といっても経済力がモノを言う世界。行政による援助が期待できそうにない今、頼りにする寄付金も枯渇し、回復力にも限界があります。
次に、時の権力者の象徴でもありました担い手も見当たらず、労力を提供する者も高齢化し、後継者も不足している有様。先細りのこの担い手、「伝統行事・まつり」の実行委員会の奮起に期待。行政の担当者を含め、意識革命が望まれます。

本日、「向島」の山車保存にかかわる皆さんが集まり、熱く語る姿、熱意には頭が下がります。

きな臭い

2011-01-14 22:00:03 | Weblog
次の統一地方選挙。「あの議員先生はまた選挙に出るの?あんたは大丈夫?」、昨今、巷の挨拶は皆この調子。
あげく、「あんたは次の選挙、危ないから気をつけた方がいい。」
人の選挙、親切は「ありがとう」、でもね「大きなお世話かも」。人の言葉に耳を傾ける事は大事なこと、でもどうしたいのか、どうするのかはそれで左右されるものではありません。だって4年間、議員活動をやってきた事に、皆さんの審判が下されるわけだから。なんで今さらジタバタしなければならないのか。それほど自信の無い活動であったのか。ゆえに、他の議員先生の事は何も分かりませんし、知りたくもありません。
面白おかしく云えば、世間の噂になって、やかましくなり、やがて自身に降りかかることもある訳ですから。
「4月まで、きな臭い話」が飛び交う事です。「人は人ーーー」。

市政報告会、パートⅡ

2011-01-13 10:49:11 | Weblog
1月23日(日)、午後1時半、伝承の館(旧図書館)にて報告会。
早速3名の方に出席の返事をいただきました。有り難く、また身の引き締まる思いがするのであります。
過去の経験からして、アレもコレも話そうと意気込むほどに、リキミが消えず、失敗するものです。
下手は下手なりに、自然体でありのままが1番、しかし誠心誠意言いたいことはきちんと整理して示し、多少緊張して話をする方が相手に伝わる最善の方法ではないかと思ったりします。人前でしゃべることが出来なくても決して恥ずかしいことではないようにも思いますが、「話し方教室」でも通う方が得策かな?説得力のある話し方、教えてください。

タイガーマスク運動が意味するもの

2011-01-12 16:02:21 | Weblog
慈善事業、「タイガーマスク」運動。ぎすぎすした世知辛い世の中にあって、人は心のつながりを求めて運動を展開、それが全国に広がりを見せている。非常にいい傾向ではあります。
裏を返せば、哀しいかな、そこに至るまで公的な機関でも及ばない、いわゆる行政では追いつかないと云う「社会保障・福祉分野での立ち遅れ」を示していると考えるのでありますが。
タイガーマスク運動、久々の明るい話題「世の中、まだまだ捨てたもんじゃない。」
人は「損得ぬきで」、いずれかの方法で社会の為に何らかの貢献をしたいと思っているのではありませんか。
新年早々、皆さんもこう云った気分になれるのも「きっといい1年になる」予感がするのではありませんか。


市政報告会

2011-01-11 20:27:15 | Weblog
原稿抜きの市政報告会。1月23日(日)、午後1時30分より、伝承の館(旧図書館)、2階にて。
「県会議員の主催されます報告会」に便乗させていただきます。
8年間の議員生活の総括と今後の議員としての資質と立案能力の向上とを目指して、どう活動していくか、その取り組み状況と考えを報告したいと思います。
もとより、報告と云うよりは「皆さんの意見を聴く会」にしたいと思います。

政治のみならず、経済・文化、地理的・歴史的観点から、これまで勉強し、一般質問を行ってきました中からお応えできればよろしいのですが。
是非、当日ご来場いただき、活発なご意見を期待しております。

出初式

2011-01-10 13:55:18 | Weblog
毎年、この消防隊の出初式が執り行われる時期が一番寒いのですが、今年は異常なほど「暖かな出初式」でありました。平成17年に導入された「はしご車」(地上40メートル、14階建て建物にも対応可)も登場、「デモ消火」を見る事が出来ました。本番ではあまり利用してほしくないのが本音であります。年末には死者が出るほどの火事もあったと聞きました。「備えあれば、憂いなし」、これからの大災害に備えて「先ずは心構えが必要かもしれません」。忘れたころにやってくるものです。

新成人

2011-01-09 15:04:08 | Weblog
この国の未来を背負う若者。未来を託す我々。
過去、自分も「将来について無頓着」であったし、「夢」とか「希望」を持っていた訳ではありません。
むしろ社会との接点を拒み、内向きな縮んだ「無気力」な性格であり、流される日々の生活の連続でありました。
昨日の「成人式」の様子を眺め、自分の二十歳の時を振り返るにつけ、時間の早さに「ため息」が出るのであります。私にとってやはり「自立・独立して事をなそうとした時」に初めて世間とか社会を理解するように努め、もまれながも自信を持って進む事が出来、そして人として「成人」し、「大人の自覚」を感じ取ることが出来ました。

新成人の皆、「夢や希望がなくても、なにも委縮することはありません。まだ先は永い。これから自分探しの旅に出かけるのに、十分な時間があります。」
私の経験からして、願わくば「どうすれば自立していけるか。」この意識こそが「成人になるための条件」であると思います。いつまでも親から離れる事が出来ない、依存症の若者が社会をリードできる器には成れないでしょうし、たとえ成ったにしても「説得力」には欠け、責任を人のせいにする「責任転嫁型」の未熟な人間にしかなれません。
前途有望な新成人、「おめでとう」。