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こんばんは 植木さんの庭翔です。
今日も甲府市の竹垣のお仕事
割竹をタッカーで打ち付けて行きます。
ここの現場は建仁寺垣の両面仕上げ
店側からも外側からも見映えのいいようにねこちら店側
打ち付ける時には割竹の上下を確認してっと
あーそうそう
木材には上下があります。
例えば家の柱やこの現場の支柱や竹も
自然界で生えている姿のまま建てる事がセオリーとなっています
上下反対に施工するのはタブーとされています。
昔から縁起が悪いからと言われているのです。
本来あるべき姿とは逆にあるなんて
やはり普通ではありませんし、禁じ手と言ってもいいでしょう
この木材の上側を末、下側を元と言って大工さんなどはとても気にしています、それでは
今回の支柱や竹の上下はどうやって判断するのかと言うと
先ず竹は
先の写真のように節が上に向かって広がっている形が正規の建て方です。今度見てみて
さて、柱や支柱はと言うと
節の中心がズレている方向が末であるとか木目が鋭角に尖っている方向が末だとわかります
職人の現場ではこんなことにも
拘って昔から仕事をしていたんですね
皆さんも今度確認して見て下さい。反対に建っていたりして〜
因みに上下反対にするのは
お墓の墓標だけだそうです
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