☆ 10月24日 国連デー(United Nations Day)
文鳥の日 10月が手乗り文鳥の雛が出廻る時期であることと、「て(10)に(2)し(4)あわせ」(手に幸せ)の語呂合せから。
お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆
10月24日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
地球人意識
いま世界は、本格的な国際化時代を迎えつつあります。政治、経済、あるいは資源、食料などの問題にしても、一国の問題がすぐ世界の多くの国ぐにに影響を与えることが少なくありません。その意味では、世界は非常に狭くなったと言えましょう。それだけに、たんに自国の問題をのみ考えるのではなく、もっと視野を広くして、地球人の一員という意識でものを考え、行なうことが大事だと思います。たとえば、援助を願っている国があるとすれば、他の国ぐにはそれぞれの実力に応じて助け合うべきでしょう。そのようにお互い地球人といった意識を持って、なすべきことをなすということが基本の心がまえになると思うのです。
【コラム】筆洗
2014年10月23日 東京新聞TOKYOWeb
▼一九七四年、ニクソン米大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件。スクープした二人の記者を描く映画「大統領の陰謀」(七六年)にこんな場面がある
▼スクープした新聞社にニクソン政権はかみつく。「あの新聞の編集主幹は政治的に偏向している」。二人は悩む。取材を続けていいのか。相談を受けた編集主幹はいう。「疲れているな。家へ帰れ。風呂に入れ。ゆっくりしろ」。こう続ける。「ただし十五分だ。仕事しろ。大切なのは報道の自由、そして国の未来だ」。圧力なんか関係ない。追え。二人に、これほどの励ましはない
▼映画でそう描かれた新聞人が二十一日亡くなった。ベン・ブラッドリーさん。ワシントン・ポストで編集局長、主幹を二十六年務め、同紙の名声を高めた
▼スクープの立役者は二人の記者だったが、ブラッドリーさんの勇気と決断がなければ、世に出たかどうか▼うたぐり深くなる職業でもある。部下さえ信用できぬもので、まして二人は新人。情報源は得体(えたい)の知れない「ディープスロート」。この状況で権力者に挑もうというのである。「おまえらを信用するか。信用するのは苦手だが」。映画のせりふだが、器の大きな人だった
▼「記者はそれが真実である限り、書いた結果を心配するな。真実はうそほど危険ではない」。ベンの教え。秘密保護法の時代でも正しい。正しいと信じる。
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