☆ 10月30日(木)マナーの日
日本サービスマナー協会の設立日で、ビジネスマナーや日々のマナーなど、いろんな「マナー」を生活に役立ててもらおうと同協会が制定。
お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆
10月30日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
使命感半分、給料半分
人間には、“欲と二人連れ”という言葉もあるように、自分の利によって動くという面と、使命に殉ずるというか、世のため人のために尽すところに喜びを感ずるといった面がある。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのでなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくてはほんとうには人は動かない。もちろん使命感だけで、給料は低いというのでも、これはよほど立派な人でない限り不満を持つだろう。普通の人間であれば、使命感半分、給料半分というところだと思う。
そのようなあるがままの人間性に則した処遇をしていくところに、適切な人の使い方があると言えよう。
【コラム】筆洗
2014年10月29日 東京新聞TOKYOWeb
▼おととい夜の強い風が、木枯らし1号だったという。昨年よりも半月ほど早い。今年もはや北風の時季である
▼木枯らしは北寄りの風だが、この時期は偏西風も強い。気流となって日本から太平洋を越え、アメリカ大陸へ向かっていく。第二次世界大戦中、日本軍の風船爆弾はこの偏西風を利用した。一九四四(昭和十九)年十一月、福島、千葉などの放球基地から、数千発が空へ向かった。ちょうど七十年前の木枯らしの季節である
▼直径十メートルの風船に爆弾を装着し、風まかせで約九千キロ先の米国本土に落下させる。損傷を与えることよりも「謎の風船」で米国人心のかく乱を狙った
▼風船は和紙とコンニャク製である。コンニャク芋をノリ状にして和紙に塗布する。軽くて水を通さない風船ができた。製造には女子学生が大量に動員された
▼約一割が米国本土に到着したそうで、ばかにはできぬ。暗い歴史の断面とはいえ、和紙の力か
▼木枯らし1号とともに日本の和紙技術がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しの報。「どこの国を振り返つて見たとて、こんな味ひの紙には会へない」。民芸運動の柳宗悦(やなぎむねよし)はかつて和紙をそうたたえたが、悲しい使われ方ではなくて、本来の美しさが世界の注目を一層集めれば喜ばしい
▼紙には思いを綴(つづ)る。コンニャクは木枯らし吹く日のおでんに。「当たり前」の大切さをかみしめる。
☆ 今朝は曇り空ですが、昼は晴の予報です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
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