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3月20日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
まず自分から
反省を求める者には反省を求める、また自分たちにおいて反省すべき点があれば、大いに反省して協力体制をとってゆく。そういうことを誰かが言い出し、誰かがやらねばならないのに、誰もが非常な安易感に浸ってしまって、成りゆきまかせ、他人まかせになってしまっている。それが日本の現状でしょう。これでは物事は好転していきません。きょう一日が過ぎれば、あすはあすの風が吹くだろうというような、事なかれ主義はいつか行き詰まります。
お互いに全体として考え直そうという行き方を“誰か”ではなく、まず自分が生み出さなくてはならないことを深く自覚すべきだと思うのです。
【コラム】筆洗
2014年3月19日 東京新聞TOKYOWeb
▼散歩の犬が突然の強い風に目を細める。十八日関東地方に春一番が吹いた。立春過ぎても、なかなか暖かくならないと思っていたら、昨年より十七日も遅いそうだ
▼「暦の上の春と、気候の春とはある意味では没交渉である」と物理学者の寺田寅彦は書いたが、二月四日の立春と体感できる「春」の訪れはだいたい一カ月はずれているか。春一番が吹き、そろそろ桜かと思えるようになって「春」を感じる人が大半だろう
▼春一番はもともと、標準語ではない。瀬戸内海や壱岐の島方面の漁民の間で使われていた言葉だったという。山本健吉さんの「ことばの歳時記」に教わった
▼別の研究によると春一番を使っていた地域はもう少し広くて、能登、志摩以西とある。戦後、新聞が使いだして急速に広まった
▼「待ってました」と声を掛けたくなる、前向きで力強い語感。広く愛された理由かもしれない。学者や役人の専門用語ではなく、自然と絶えず向き合う漁民の言葉が痛快でもある
▼立春と春一番の間ずいぶんと気の落ち着かぬ話が続いた。クリミア情勢、行方の分からないマレーシア機、千葉の連続殺傷事件。ゴースト作曲家、信用を失いつつある万能細胞研究。ベビーシッターの問題。漁師たちは古来、「春一番」を海難への警戒の気持ちも込めて使っていたようだが、重い空気を吹き飛ばす南風であってほしいものだ。
☆ 平成7年の今日は忘れる事の出来ない日です。地下鉄サリン事件です。自分も乗る電車でしたが都合でJRに変更したので助かりました。この事件でお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りいたします。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
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