Noriko

しあわせさがし、穏やかで心豊かなライフスタイルを求めて・・・ささやかなブログです。

素晴らしい催しを体験 11月13日 2011 キッズスマイルワールド Krds' Smile World

2011-11-21 09:46:29 | 子ども達 children

親友のジャズ友達のステラさんに誘われて、「キッズスマイルワールド」という催しに行きました。これは、「かんぽ生命」主催の催しで、東京ドームシティ プリズムホール(地下鉄・「後楽園」「水道橋」 JR「水道橋」より徒歩7分ほど 東京都文京区1-3-61)でありました。ステラさんには、はる君という5歳の元気な男の子がいます。育児中でも、ジャズライブハウスでジャズシンガーとして活躍し、自宅でもボイストレーニングなどのお教室を開いて、育児とお仕事を上手に楽しく両立しています。(^^)

そこで、驚いたのは、様々な子ども達が楽しめる体を動かして楽しむゲームやプレイコーナー、コンサートやショー、親子で参加するワークショップなどに、「託児コーナー」があった事です。

上で述べた子ども達のプログラムの他とは別に、子ども達が、楽しく遊んでいる間、お母様方や祖父母の方々が安心して聞ける、子育てをより豊かに楽しく又、お母さん自身がより美しくなれるようなテーマで、講演や子育て支援推進フォーラムなどがあったのです。私は、たまたま「美顔を実現するエクササイズ体験」という歯科医師の宝田恭子さんの「唇エクササイズ」とか「全身、特に舌と唇を意識しての呼吸法」の講演を体験しながら聴くことができました。
もちろん、ステラさんも、はる君を「託児コーナー」に預けて、安心して一緒に聞きました。

私が、子育ての20-30年前は、「託児コーナー」のある催しは皆無でした。核家族化しての育児は、親と子どもだけが、社会から取り残されて、それはそれは、私にとって辛い体験でした。結婚して、東京の実家から遠く離れて神戸での出産・育児でした。お友達もいなくて、当時は、専業主婦でしたから、今のように「子育て支援プログラム」もなかったので、毎日毎日、赤ちゃんと二人っきりの孤独な育児でした。夫は仕事が忙しく、仕事の後もお付き合いで帰宅も殆ど毎日遅かったので、人と触れ合ったり、会話する事もなく、黙々と赤ちゃんに、母乳やミルクをあげてオムツを替えて・・・・片時も赤ちゃんから目を離すこともできず、心休まる時間が有りませんでした。時に、最初の子どもの育児は、夜鳴きが酷かったり、活発な元気な男の子でしたので、育児ノイローゼ寸前でした。

そんな時、出会ったのが、正路怜子さんという編集者の方でした。彼女は当時「れ・ふぁむ」(確か、フランス語で「女性」と言う意味だったと思います。)というミニコミ雑誌を発行していました。さまざまな書きたい仲間が、それぞれのテーマでエッセイ書いて、一年に一度のペースで「れ・ふぁむ」を30年ほど続けられました。正路怜子さんは、その他に女性問題や労働組合関係のさまざまな、活気溢れる催しを企画して、どんな女性でも参加させて下さいました。おそるおそる当時3歳の長男も一緒に参加してもいいのでしょうかとお伺いしたら、快諾してくださり、参加するようになりました。「れ・ふぁむ」にも投稿を勧められ、「32歳、女の厄年、転機はチャンス!」と言う題名のエッセイを書きました。色んな催しや話し合いの会に長男を連れて参加するのが私の唯一の楽しみになりました。淡路島などで行われた泊りがけの楽しいキャンプにも、子ども同伴の親子が沢山参加していました。そんな時、私ができる事は、絵本を英語と日本語で読みきかせする事くらいでしたが、子ども達は、食い入るように目をじっと凝らし、耳をかたむけて静かに聴いてくれました。本当に嬉しい気持ちになりました。

その後、次男が8年後生まれてからも、まだ一歳にも満たないのに、泊りがけの催しにも参加。 皆さんに、抱っこされ可愛がって頂きました。あの時、正路怜子さんに出会わなかったら私は、完全に育児ノイローゼになっていたと思います。「出会えて良かった!」・・・そう思える一生の宝です。

最近、育児放棄とか育児虐待といった、悲しい事件に心を痛めています。罪も無い幼い命が奪われたり、心に傷をおっています。と言って、お母さん達を責める事は決して出来ません。私の時でも、もし正路さんにお会いできなかったら、もしかしたらおきた事かもしれないと否定は出来ない気持ちです。

今回参加した、Kids' Smile World-キッズスマイルワールドのような託児付きの催しは、本当に素晴らしい企画だと思います。子どもは世界の宝です。子育てが楽しくなるような、社会的支援のシステムや、子育て支援のためのネットワークがもっともっと広がれば、専業主婦も仕事をしているお母さん方も楽しく子育てができると思います。そうすれば、若い女性も「子どもを生もう」と思い、出生率も上がると確信しています。

この場を借りて、正路怜子さんに心から感謝を送らせて頂きます。そして、これを企画した「かんぽキッズスマイルワールド」事務局に拍手を贈りたいと思います。

私が今、バイリンガルの「こどものための詩」を書いているのも、それに曲をつけて、絵本にして世界中の子ども達が、一緒に歌ったり、踊ったり、絵本を楽しんで "Compassionate Human Connection" (心優しい人間の絆)で結ばれ、世界の平和の実現を願っているからです。

どんなにお金のかかった贈り物やおもちゃより、愛情とか信頼とか想いのこもった言葉や歌や祈りの方が、うんとうんと子ども達や、お母さん方、世界の人々の心を癒し、和ませ、救えるものだと思います。私にできる事は、私の命ある限り、天から舞い降りる「真心のこもった真実の言の葉」を直感で素直に受け止め、バイリンガルの詩にこめて綴り、このブログを読んで下さるあなたに、世の中に、世界に、宇宙に発信することだけなのです。

だから、いつの日が、私の詩の数々が、世界に広がり、あなたにとって一番大切な誰かに贈り届けて頂けたら、私は心から嬉しく思います。

I hope my poems reach out in the world. I pray that my poems make it difference for the WORLD PEACE and make the world as one.

河野典子 Noriko Kohno in Tokyo Japan