私の周辺に、妊娠中や、赤ちゃんが最近生まれたお母さんがいます。そんな中、食物の放射性物質は、とても関心がある事です。新基準以来、一か月、一キロ当たり500ベクレルから、100ベクレルに決められてからどのような状況かがとても気になっていました。日頃から私が尊敬している、安斎育郎先生が、NHKの朝8時15分からの「あさいち」に出演と、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office.....ASAP....これは英語のas soon as possibleに通じていますね。)のホームページで、発見!
見ました!! メモを用意して今か今かと、番組の始まりを待ち、始まりました。 とりあえず、お魚。漁港でとれたサンプルを、わざわざ測定器のある神奈川に送り、その結果がでるのに一日半から二日・・・なんと結果が出る前に、新鮮が勝負のお魚ですから、出荷されているというのです。な、何という事!? 測定器はとても高価で、漁協などが買えないのです。でも、放射性物質の基準を守る事は、生産者の義務として、国は何の助けもしていないのです。安斎先生は、厚生労働省の文章について、「自己弁護、問題のすりかえであり、検査体制を迅速化、強化、改善しなければならない。」と言っていました。
それから、野菜や他の食物について。質問で、水で綺麗に洗えば、放射性物質は落とせるのかというのがありました。安斎先生は、「それは、落とせない。問題は食物が育った土が問題。例えば、揚げる、煮る、酢の物・・・・」と言いかけた瞬間、他のゲストが話を割りこみ、先生の話はピリオド!
私が、たいそう残念だった事は、番組全体の45分くらいの中、注目の安斎先生がお話したのは、上に書いた2か所。 そう、たかが20秒×2でしたでしょうか。 1960年代から、日本の原子力政策批判に取り組んでいらした、そして、現在、京都の、国際平和ミュージアム名誉館長で、2011年4月から、京都に「安斎科学・平和事務所」を立ち上げ、去年3月11日以来、東北関東大震災で福島原発事故で、困難な中で懸命に生きる被災者の気持ちに寄り添いながら、放射能の専門家として努力されている安斎先生(72)のご意見が、殆ど聞けなかった事は、本当に悔しかったし、残念でした。 一般者のゲストやもう一人の若造の準教授が、とうとうとコメントを述べている光景に、絶望感さえ感じました。
前述のASAPは、「科学的なものの見方・考え方や平和創造のための私たちの行動について、皆さんと共に考えることを目的としています。今後、広く科学や平和の問題についての企画を、アイデア豊かに展開していきたいと思いますので、ご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。」と記述してあります。「安斎科学・平和事務所」で検索するとサイトが出てきますので、詳しくはそちらをご覧ください。youtubeなどの録画も見れます。
「世界の平和の実現に貢献」という、私のライフワークは今、実はピンチ!にあります。 今まで、英語と日本語の歌、詩、お話などをこのブログにも、色々とアップしてきました。(左の記事一覧から「詩」「歌」などクリックしてみて下さい)それらを出版社に、持ち込みましたが、出版社は、ビジネスとして、利潤追求という視点からシビアに判断するため、全く受け入れられず、私の希望は、奈落の底に落ちてしまいました。
そんな時、発見したのが、安斎育郎先生の「安斎科学・平和事務所」のホームページです。http://asap-anzai.com/movies/ 1960年代から、日本の原子力政策批判に取り組んできた安斎先生は、2011年3月11日の原発事故以来、その真相解明に取り組み、情報を発信し続けています。今の私の課題は、今日本からしか発信できない事を、バイリンガルで発信したり、それを世界の子どもたちや大人が、解りやすく、絵本や歌にして発信する事です。安斎育郎先生の情報と、私の「英語の絵本を通して、世界平和に貢献する」というライフワークの共通項(Common Ground)を模索しています。
もう一つ、大切な情報です。 立命館大学国際平和ミュージアムという素晴らしい施設が京都にあります。館長は、立命館副総長で、スリランカ人の、モンテ・カセム教授です。 副館長は、同じく立命館文学部教授の加国尚志教授です。 そこで、開設20周年記念 春季特別展 が、「放射能と人類の未来」(どんな「明日」を選びますか?)と題して、5月15日から、7月27日まで開催されています。http://www.ritumei.jp このサイトから、是非とも、ご覧になって下さい。この期間、「わたしたちに できること」として、4月20日ー7月15日「スリランカからの贈り物~平和の祈りの木を咲かせよう~」(Happy Factory), 5月26日ー6月17日「震災から一年。気仙沼から同世代へ」(公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会)、 6月23日ー7月15日「被災地×ボランティア? いいえ、宮城のおっちゃん おばちゃんこども×京都の学生」(NPO法人 国際ボランティア学生組合 IVUSA)などの企画があります。京都や大阪など、お近くにお住まいの方は、是非とも足を運んでみられては?きっと、目からウロコ(笑)の発見や人間の絆が待っているのでは? 立命館大学 国際平和ミュージアム 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 TEL 075-465-8151 FAX 075-465-7899
*コメントして下さった方より、 この日の「あさいち」の概要サイトが解りました。コメントを有難う御座いました。このように、皆様からのコメントをお待ちしています。→http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/05/14/01.html
*The big problem here is that the places the fish markets and the place where the radioation detectors are located are too far! It is just nonsense that the fish products are sold before the the results of the figures of radioactivity reaches to the fish markets because it takes a half and one day or 2 days to get the results. It should be much faster and the solution should be made by National Level. The radioation detector cost enormous that Government money help is absolutely needed as soon as possible. ( just like ASAP....which is Anzai Science & Peace Office.)
The other important thing Dr. Anzai mentioned is that the radiation of the vegetables & and other food cannot cleaned by water, but the dirt the plants grew are important factor. They are radioactive contaminated from inside. I suppose the cows, chickens and pigs that eat the plants are also radioactive contaminated. If that is the case, the milk and eggs are the same.
It is a vicious circle. The transparent, correct fact information need to be open to the public. I believe it is our responsibility to report to the people in the world .....the information and fact that only we Japanese could expose and let them known in the world ....as the country that had earthquakes & nulear reactor damaged by huge Tsunami on March 11, 2011 for "World Peace" to make the earth for the children and the old to live in safe & peace.
My biggest purpose now is to explore the common ground with Anzai Science & Peace Office & my lifework to dedicate for world peace through Bilingual English children's books, songs, poems and stories. You could find out the office site by 2 key words: Anzai Science & Peace Office , Anzai Ikurou.
Another very good informative site is "Kyoto Museum for World Peace Ritsumeikan UniNoversity". Please take a look at it's site: http://ritsumei.jp The president of the museum is Dr. Monte Cassim. The Vice President is Dr. Naoshi Kakuni. This site is very informative and very enjoyable to read. The museum was established 20 years ago. Currently from May 15 to July 27th, the special feature on "Radioactivity and Human Future" is held. I strongly recomment you to serch the site, and if you live near Kyoto or Osaka area, it would be absolutely stimulating and you would learn a correct, transparent, information. Many exciting events are planned through this period till July 27th.
Kyoto Museum for World Peace, Ratsumeikan Univ. 56-1 Kita-machi Tohji-in Kita-ku Kyoto 603-8577 Japan TEL 075-465-8151 FAX 075-465-7899
copy right reserved. by Noriko Kohno