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CHARLIEとの思い出 その5 サム

2006-04-21 18:22:45 | 釣り

昼寝の後はボートを乗り換え、今度はサムのボートに乗せて
もらいました。夕方の2,3時間だけですが、マズメ時を狙い
ます。

実は、このサムとは、以前に千葉県の野池で会ったことがあ
りまして、その時サムは自分の息子と一緒にバスを釣りに来て
いたのでした。日本人なのに英語で会話をしている親子で、変
っているな、と当初は思ったのですが、後で事情を聞いて納得し
たわけです。

この時サムの息子がラパラでバスの大型を釣っていて、その写
真を撮ってあげたのが、そもそもの始まりでした。

その時サム親子は日本でまだ販売されていないエスカのエレモ
を使用していましたので、特に印象に残っています。後になっ
てこのエスカは私メの手元に来ることになるのですが。

この時のことを思い出しサムと話をしながら、平野ワンドの周りを
探りますが、まだ日が高くて底の変化のあるところを探しまくりま
す。こう温度が上がるとバスの気配が薄くタッチがありません。

そのうちサムが平野ワンドの外側に2,3本の杭が沈んでいるのを
見つけました。杭の頭が水面より出ていないので見落としがちなと
ころです。早速サムはワームをテキサスにリグって、こういうところに
は必ずバスはいるんだ、と言ってポンっとキャスト。

ラインがスーと杭に添って垂直に落ちていくと、すぐに横っ走りに
ラインが生物感ありありで動いて行きました。すかさず強烈な合わせ。
グン!とラインが張り水面をどんどん切り裂き、大きなバスが割って
飛び出ました。ほら居た! てな具合でサムがキャッチしたバスは
40センチを越えるグッドサイズのバスでした、

サムの狙いどうりの一匹です。どうだい、って感じですね。



この後夕方まで小型のバスをいくつか釣って、今日の釣りは終了と
なりました。

8月の終わりとはいえまだまだ陽射しも強く、日に焼けると疲労感
もどっと出て来ます。ボートをクルマの屋根に乗せて座間へ戻る時
間となり山中湖を後にしました。

CHARLIEの顔も真っ赤に日焼けして長い1日が終わりました。
座間に戻ったのが7時ちょっと前。そこで私メのクルマに乗り換え
家路に着きました。CHARLIEにお礼を言って座間のゲートを出て
から東京の自宅まで1時間半ほどで到着。

早速釣った虹鱒の料理です。60センチもあるとまな板からはみ出て
しまうほどですが、三枚に下ろしバター焼きにしてその日の夕食の
オカズ。身が真っ赤でまるで鮭のよう。美味しかったですね。鮭の
ステーキと同じですね、虹もここまで大きいと。

因みに、何を食べているか、この虹鱒の胃の中身をチェックしたと
ころ面白いものが出て来ました。カナブンとセミです。
湖の水面に落下したところを、餌にしていたと思われます。
中禅寺湖あたりでは、ハルゼミが水面に落ちて、これをブラウンが
餌にしていることがありますがこれと同じことです。

後日CHARLIEと東京で会った時に、この写真を見せたら、とても興味
深い顔をしてうなずいて笑っていました。


これそっくりのルアーを作り、トップで釣ったら面白いでしょうね。


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