My favorite things 2024

不定期でジャンルもバラバラです。 お気軽に寄って見て下さい、 

丸ビルでパスタを食べる

2010-03-05 17:30:47 | その他
パッパルデッレ


本日の金曜は振り替え休日。のんびり休みたいところだが
年を取るとそうも行かない。医者に行って薬を貰って来なきゃ
ならない。ウチの会社の人間は休みを取るとみんな病院通いだ。

日頃飲んでいる薬を貰いに行く。普通ならば、具合が悪いので
病院に行くから病欠で休み、ってところだが、わざわざ休みを
取って病院に行くのだから、なんだか本末転倒のような気が
しないでもない。

まあ病院を通り越してお寺に行っちゃうより良いけどね。
病院なら帰って来られるけどお寺だとそうは行かないもの。
しかも名前まで変わっちゃう。せっかくある本名が俗名なんて
のになっちゃうし。我々の年代になると有り得ないことじゃ
ないからさ。

いつも診てもらっている先生がいるクリニックは新橋にある。
もう何十年にもなるかな、ここは。三代前の先生からお世話に
なってます。

午前中に地下鉄で新橋に着く。

金曜のせいだか患者さんが結構いてお昼過ぎまでかかって
しまった。お会計で待合で待っていたら携帯電話が震えた。

誰かと思っていたら、ブエノスアイレスへ帰国していたアル
ゼンチン人の友人だ。約一月ぶりに帰ってきたらしい。母親
の具合が悪くて帰国していたが例のチリ地震の時はもうアメリ
カにいたのだとか。ちょっとは心配していたのだが。

これから丸ビルで奥さんと待ち合わせて昼飯を食うところだから、
お前も来ないか、というお誘いだった。こりゃ丁度良い、昼ご飯を
どうしようかと思っていたから、薬を貰ってさっさと新橋から丸ビル
まで移動しました。

丸ビルの5階にパスタの「ESSENZA」というお店があります。
ここで待ち合わせ。着くと、彼はすでに待っていてくれました。
昼間彼とメシを食う時はもっぱらこの店です。

ほどなく彼の奥さんとそのご友人も到着して、やあやあ、しばらく
と、まずはご挨拶。この間北千住でパスタを食べて以来かな、
彼の奥さんとは。

彼らは「ESSENZA」の常連のお客さんでこのお店がここに
出来て以来、いや麻布の本店からの常連だったのかも知れま
せんねえ。丸ビル自体はまだ新しいものね。

この店はウエブ上で、丸ビルの5階のパスタ、で調べればたくさん
ヒットしますよ。

で、ともかくまずは何を食べようか、とメニューとしばしにらめっこ。
因みにランチメニューは1800円です。やや高い設定ですが、
でもそれだけのことはありますねえ。美味しいからね、ここは。

イタリアの麺といえば、昔はスパゲッティかマカロニしかなかった
時代がありました。それもミートソースがスパゲッティの代名詞。
アルデンテなんて誰も知らない。今は何でもあるものね。子供の
頃から舌が肥えるワケよ。日本で食べた方が美味いなんてことも。

余計なことはともかく今日の選んだパスタはこちら。見出しの写真。
茹でる前の状態のものです。平べったい感じ。

イタリア語でpappardelleと言います。日本のひもかわか、きしめんの
イメージというところですがもっと幅広。



初めにこれが出てきます。右上はカボチャのスープでした。

この後がお待ちかねのパッパルデッレの黒豚の骨付きリブと縮緬
キャベツで和えた料理なんですが、何と写真撮るの忘れちゃった!
いや撮ったんだけど保存し損ねた。確認すりゃ良かった。

題して、Pappardelle al Ragu di Maiale con Cavolo Verza です。
リブたって肉をすでにほぐしてありますから食べやすいです。
うん、美味かったですね。パンとも良く合うし平たい麺に肉が良く
絡んで味が馴染みます。縮緬キャベツというのはサヴォイキャベツ
とも言われ、煮ると甘みが増して美味しい綺麗なキャベツです。

次がデザート。苺のプディン。オレンジのゼリーも美味しい。



最後はコーヒーにしましたがグラッパを注文。アルコール入りの
エスプレッソのことですが。強いんですよ、これは。度数高いんだ。



ガツンと来ます。滅多に飲まないんですけど、グラッパは。

1時間とちょっとのランチタイム。お喋りも楽しく、なおかつ料理も
美味しく頂き楽しい金曜の午後でした。


奥のほうで従業員が牛の心臓、つまりハツの生をスライスに切って
いました。ステーキ用だそうで、これもちょっと食欲をそそられました。
次回の楽しみにしよ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月も朧に白魚の・・・ | トップ | お招きを頂いて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿