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行って参りました、浅草見番。

2006-02-06 16:32:02 | 江戸由縁東京旧聞
 先日の4日の土曜日に浅草は観音裏の見番に行って参りました。
3日と4日の週末で地元浅草の芸者さんたちによる節分の行事と
もいえる、「立春花街節分会(はるたつまちのせつぶんえ)」が
浅草の見番で行われました。

これは、そもそもお座敷でしか見られない芸者さんたちの余興とか、
幇間のお座敷芸などを特別に一般向けにご披露をしてくれるという
ありがたい企画なのでして、これは見番のイベントとして3年前から
始まり今年も賑々しく行われたのでした。

見番の2階の舞台の前の大広間は早く見たいと詰め掛けた人たちで
いっぱい!

着物をお召しになった妙齢のご婦人から若い人まで7,80人くらい。
今か、今かと幕が開くのをお弁当を召し上がりながら待っていました。
お花魁の姿や半玉さんの姿の芸者さんもいてお客様を接待。
華やかですね!
 
今日は、いわば芸者さんたちの仮装とも言えるお披露目で、俗に「お化け」
などと呼ばれているように、ちゃんとしたお着物もあるかと思うと、
ぬいぐるみもありスパンコールやら今風の衣装もありで、邦楽舞曲から
ロックにポピュラーと、なんでもありの大変身! 

普段の芸者さんたちからはうって変わっての大化けであります。
歌舞伎の出し物ももちろんありますし、小唄、都都逸はもちろん踊りに
加えて早変わりもあり、さすが芸達者のお姐さんたちです。

この日は演じられませんでしたが、この若手芸者さんたちによる鼓、
太鼓に笛の鳴り物、浅草太鼓も迫力があって見ものです。

古典芸能を気楽に楽しみながらの二時間はあっと言う間の出来事でした。
目の保養も出来て、三味線の音も聴いて。若くて粋なお姐さんたちの踊りも
見られて。三味線好きには堪りません。芸事は良いですねえ。良い気分の
土曜の午後になりました。

玉三郎の踊りでも見たくなって来ちゃったな、こりゃ。

「三人吉三」じゃないけれど、こいつは春から、ア、縁起が良いワイ。



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