下の黒いのが今回石原さんで買ったNOCONAのベルト。
上は以前ハワイ島のコナで買ったFOSSILのベルト。
久々に上野のアメ横を訪ねてみました。
この御徒町から上野にかけての, 電車の高架下を中心とした
雑多な業種の集まりは相も変わらずごちゃごちゃしております。
かつては輸入品が多く売られていたのですが、今や若者にター
ゲットを絞り、流行もののウエアやシューズ、皮製品にブランド
ものの時計などを扱う店が増えています。無論以前からある
刺身類とかの生鮮食料品も売っている店も健在です。
50年ほど前はガード下あたりが中心で主にアメリカからの輸入
品を多く扱っていました。アメ横の文字通り、アメリカのキャン
ディやチョコレート、まだ珍しかったペンギンマークのゴルフウ
エアや女性用の化粧品、指輪や宝石類などがほとんどでした。
今は珍しくはないかも知れませんが、ミッチェルという名前の口紅
などここでしか手に入りませんでした。もちろんゴルフ用品なども
取り揃えてありました。見たこともないようなアメリカからの品物
が多く、アメ横に行くのが楽しみではありましたが、まだ戦後から
の復興事業なども続いていて、、親たちはあまり興味を示しませ
んでした。テレビも珍しい時代でしたし、生活に直結したものが
なかったからでしょう。
そしてアメ横と言えば、私らの世代ではモデルガンの中田商店。
現在は違った場所にあり米軍の払い下げのようなものを売ってい
ますが、かつては御徒町と上野の中間あたりのガード下にあり、
アメリカのマーテル社の、玩具の域を出ないようなモデルガンを
売っていました。今見ると全く子供の玩具のようなピストルでしたが
当時はこのような国産品はまだ存在せず垂涎の的でありました。
弾の創りも凝っていて、薬莢の中にスプリングが入っていて、プラ
スティックの弾頭の部分を薬莢に押し込んで止めるという、当時と
しては画期的なもので、これをレボルバーに入れ引き金を引き撃鉄
を起こすと、ピンが上がって来て薬莢と弾頭の間に入り込みます。
すると一気にスプリングが伸びて弾を発射するというシステムでした。
2メートルも飛べば上出来で、弾がまっすぐ飛ばないという代物でした。
しかし、これでもガンベルトにホルスターを吊りサッと抜いては
ファンニングショットをして気分はすっかり西部劇の主人公になれ
ました。火薬を使わないので煙が出ないのが残念でしたが。
当時のアメ横はのんびりとしておりました。中田商店の当時の社長
などは、足繁く通う私に、ダンボールに山ほど入っている安物の薬莢
の模造品など、好きなだけ持っていっていいよ、などと良く声をかけ
てくれました。
ウインチェスターのライフルが欲しかったのですが、高くて手が出ま
せんでした。弾をサイドから込めて、レバーを引くと薬莢が上からは
じき出されるものでしたが、音もしない煙も出ない、ただ弾が外へは
じき出されるだけでのものでしたがそれでも当時は満足できました。
よくここで見かけたのが、若き日の古今亭志ん朝でした。まだ朝太と
名乗っていた頃のことです。ガンマニアでね、よく来ていましたよ。
まだ前座じゃなかったかな。後になって真打になり「サンデー志ん朝は
本日発売で~す」なんてテレビによく出るようになりましたが。
アメ横に行くと必ず会いました。後にあんなに有名になるとは思いも
しませんでしたが。錦松梅のコマーシャルが懐かしいです。他にも日活
系の映画俳優とか見かけたものです。当時「日活コルト」なんていう
言葉がアクション俳優の中で流行っていた頃です。
説明というか前書きが長くなりましたが、今回のアメ横でのお買い物は
上の写真のベルトです。このベルトはシンプルなウエスタン調で気に入って
います。これで三本目、ずっと同じ会社のものを愛用しています、ところ
が生産中止になったとかで売り切れないうちに買い求めて来たというわけ
です。黒、茶と買い今度はまた黒に。長さ調整が利きませんから太るわけ
には行きません。この20年くらい同じサイズです。
テキサス出身の元大統領のブッシュやゴルファーのタイガーウッズもよく
この手のベルトをしています。最近は日本でも流行ってきましたけど。
いつも行く馴染みのお店、ウエスタンベルトの専門店、石原商店さん。
バックルも豊富です。昔からのお気に入り。アメ横ならここが一番。
三和って名乗っていたこともありますが同じお店です。
最近の若い子達は男も女もジーンズにバックルというスタイルが
結構好きみたいで良く街で見かけます。昔大流行したのですが
違う点は、わざわざバックルのところだけシャツをたくし上げて、
見せびらかしているところです。これはちょっとね、あまり粋じゃ
ありませんや。昔のお父さんのほうが本物志向でしたねえ、何でも。
見えないところにお金をかけてましたね。さりげなくね。
上は以前ハワイ島のコナで買ったFOSSILのベルト。
久々に上野のアメ横を訪ねてみました。
この御徒町から上野にかけての, 電車の高架下を中心とした
雑多な業種の集まりは相も変わらずごちゃごちゃしております。
かつては輸入品が多く売られていたのですが、今や若者にター
ゲットを絞り、流行もののウエアやシューズ、皮製品にブランド
ものの時計などを扱う店が増えています。無論以前からある
刺身類とかの生鮮食料品も売っている店も健在です。
50年ほど前はガード下あたりが中心で主にアメリカからの輸入
品を多く扱っていました。アメ横の文字通り、アメリカのキャン
ディやチョコレート、まだ珍しかったペンギンマークのゴルフウ
エアや女性用の化粧品、指輪や宝石類などがほとんどでした。
今は珍しくはないかも知れませんが、ミッチェルという名前の口紅
などここでしか手に入りませんでした。もちろんゴルフ用品なども
取り揃えてありました。見たこともないようなアメリカからの品物
が多く、アメ横に行くのが楽しみではありましたが、まだ戦後から
の復興事業なども続いていて、、親たちはあまり興味を示しませ
んでした。テレビも珍しい時代でしたし、生活に直結したものが
なかったからでしょう。
そしてアメ横と言えば、私らの世代ではモデルガンの中田商店。
現在は違った場所にあり米軍の払い下げのようなものを売ってい
ますが、かつては御徒町と上野の中間あたりのガード下にあり、
アメリカのマーテル社の、玩具の域を出ないようなモデルガンを
売っていました。今見ると全く子供の玩具のようなピストルでしたが
当時はこのような国産品はまだ存在せず垂涎の的でありました。
弾の創りも凝っていて、薬莢の中にスプリングが入っていて、プラ
スティックの弾頭の部分を薬莢に押し込んで止めるという、当時と
しては画期的なもので、これをレボルバーに入れ引き金を引き撃鉄
を起こすと、ピンが上がって来て薬莢と弾頭の間に入り込みます。
すると一気にスプリングが伸びて弾を発射するというシステムでした。
2メートルも飛べば上出来で、弾がまっすぐ飛ばないという代物でした。
しかし、これでもガンベルトにホルスターを吊りサッと抜いては
ファンニングショットをして気分はすっかり西部劇の主人公になれ
ました。火薬を使わないので煙が出ないのが残念でしたが。
当時のアメ横はのんびりとしておりました。中田商店の当時の社長
などは、足繁く通う私に、ダンボールに山ほど入っている安物の薬莢
の模造品など、好きなだけ持っていっていいよ、などと良く声をかけ
てくれました。
ウインチェスターのライフルが欲しかったのですが、高くて手が出ま
せんでした。弾をサイドから込めて、レバーを引くと薬莢が上からは
じき出されるものでしたが、音もしない煙も出ない、ただ弾が外へは
じき出されるだけでのものでしたがそれでも当時は満足できました。
よくここで見かけたのが、若き日の古今亭志ん朝でした。まだ朝太と
名乗っていた頃のことです。ガンマニアでね、よく来ていましたよ。
まだ前座じゃなかったかな。後になって真打になり「サンデー志ん朝は
本日発売で~す」なんてテレビによく出るようになりましたが。
アメ横に行くと必ず会いました。後にあんなに有名になるとは思いも
しませんでしたが。錦松梅のコマーシャルが懐かしいです。他にも日活
系の映画俳優とか見かけたものです。当時「日活コルト」なんていう
言葉がアクション俳優の中で流行っていた頃です。
説明というか前書きが長くなりましたが、今回のアメ横でのお買い物は
上の写真のベルトです。このベルトはシンプルなウエスタン調で気に入って
います。これで三本目、ずっと同じ会社のものを愛用しています、ところ
が生産中止になったとかで売り切れないうちに買い求めて来たというわけ
です。黒、茶と買い今度はまた黒に。長さ調整が利きませんから太るわけ
には行きません。この20年くらい同じサイズです。
テキサス出身の元大統領のブッシュやゴルファーのタイガーウッズもよく
この手のベルトをしています。最近は日本でも流行ってきましたけど。
いつも行く馴染みのお店、ウエスタンベルトの専門店、石原商店さん。
バックルも豊富です。昔からのお気に入り。アメ横ならここが一番。
三和って名乗っていたこともありますが同じお店です。
最近の若い子達は男も女もジーンズにバックルというスタイルが
結構好きみたいで良く街で見かけます。昔大流行したのですが
違う点は、わざわざバックルのところだけシャツをたくし上げて、
見せびらかしているところです。これはちょっとね、あまり粋じゃ
ありませんや。昔のお父さんのほうが本物志向でしたねえ、何でも。
見えないところにお金をかけてましたね。さりげなくね。
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