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恒例 第29回浅草サンバカーニバル

2009-08-31 19:56:05 | 音楽
顕微鏡と踊る野口英世 ?

今年の夏は暑い日が続きませんね。

毎年8月最後の土曜日は浅草サンバカーニバルが行われます。
今年もまたその日がやって来ました。

早いもので今年で29回目。浅草仲見世のサンバチーム
バルバロスにほぼ当初から関わって来た身としては、来年で
30年目なんて隔世の感があります。

サンバパレードってどうやってやるの? って何が何だか分からない
まま始めたことを考えると、今はもう凄い凄いの一言です。

大きな山車(アレゴリアと呼びます)も電気仕掛けだし、毎年凝った
仕掛けを参加各グループが考え出してきます。デコレーションも
かなりなものです。ブラジルに負けるな、というほどの意気込み。

規模が大きくなりましたねえ。ひとつのサンバチームが300人を
越えるなんてもう珍しくなくなりました。それぞれがテーマを
掲げて音楽から、衣装、アレゴリアと製作に時間をかけて参加
して来ます。前日のセッティングなどではほとんど不眠状態では
ないでしょうかね。

仲見世バルバロスの今年のテーマは科学の発見と創造です。
特に医学を前面に押し出して、顕微鏡やらフラスコやらを作り、
野口英世のそっくりさんをアレゴリアに乗せたりして、とにかく凝った
作りにしてあります。製作中の写真はこちら。黄色のユニフォーム
はレスキューチームのイメージです。




パレードについて歩くスタッフも医者の白衣姿です。メンバーには
本物のお医者さんもいますし。自前の白衣を持って来たなんてのも。

バルバロスは一番最後のスタートです。沿道で待っているブラジル
人のひとたちも多いですね。もう待ちきれないで踊っているひとも
いました。観客のほうが盛り上がっています。バルバロスが来る
のをずっと待っているなんてひともいるんですよ。嬉しいですねえ。


で、コンテストの結果はというと、優勝! でありました。

何度味わってもこの響きは良いですねえ。若い人は喜びを全身で
表すのがうまいです。もう飛び上がって喜びます。こういうのを
見るのがまた楽しいものです。

打ち上げは300人は入るかと思われる、浅草寺裏の5656
(ゴロゴロ)会館。これもまあいつものコースです。

ワイワイガヤガヤ、あっちこっちでカンパーイ! の声。
若いって良いですねえ。お疲れ様です。

優勝おめでとうございました!

パレードして歩いていると写真を撮る時間なんてないですね。
まあ、写真とビデオは担当班がいますけど・・・

浅草サンバカーニバル実行委員会のHPはこちらです。

ついでに去年のレポートはこちらです。



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