My favorite things 2024

不定期でジャンルもバラバラです。 お気軽に寄って見て下さい、 

THE ALOHA SHIRTの著者デール・ホープ氏

2009-06-06 18:55:18 | ハワイに関すること
以前大手町の丸善で購入した洋書、アロハシャツの歴史を紹介して
ある「THE ALOHA SHIRT」の著者、DALE HOPE氏の映像が
YouTubeで見つかりました。

どんなお年寄りかと思っていたら、意外と若いのでびっくりしました。
たぶん同年代かちょいと上ですかねえ。最近こういうことが多くて。
年令を聞くと、年下だったなんてことが多くなりました。それだけ
自分も年を取ったってことでしょうか。

余計なことはともかくとして、昔のアロハシャツが日本の着物の生地から
作られたことや、HOPE氏自身もワイキキのショッピングセンターとして
有名なアラモアナに新たに自分のアロハシャツの店をオープンしたことも
インタヴューのなかで述べておられます。

なかなか趣味の良い柄のアロハですね、長袖ですけど、着ておられます。

[マイハワイ] デール・ホープ氏に聞くアロハシャツの歴史 (ハワイ・ファッション)

ホープ氏のコメントの中に、映画スターのジョンバリモアが和服の生地で
アロハシャツを仕立てたというエピソードが出て来ます。このジョンバリモア
という人はサイレント映画の頃のスーパースターでした。若い人なら「チャー
リーズエンジェル」に出ているドリューバリモアのお祖父さんにあたるひと
といったほうが判りやすいかもしれません。

去年ハワイ島のヒロの伝統ある映画館パレスシアターでジョンバリモアの
ジキル博士とハイド氏」を特別上映していたのを思い出しました。



1927年の宣伝。ユーモラスな表情です。着物をまだまだ着てる頃です。


こちらは現在もある新聞「ホノルルアドバタイザー」に載せた1936年の
宣伝。既製品は75セントから。安っ! 昭和で云えば11年だもの。

日本でもハワイでもアロハシャツのオールド物のリメークが流行りで、
復刻版が人気があります。でもねえ、レア物ブームが普通のアロハシャツ
の値段まで吊り上げている感じもないではないですけど。

いくら細部に亘って復刻したからといってあんまり高いのは如何なもので
しょうね。もうすこしリーズナブルだと嬉しいのですけど。

最近アロハシャツを着てハンチングを被っているひとが結構都会では
見受けられます。ここのところハンチングもブームになっているようです。

私なんかの世代だと、ハンチングに着物だと小僧さんが薮入りで帰省する
のなんかをイメージしちゃいます。で、もって、ついでに先代金馬師匠の
落語「薮入り」も連想しちゃいますね。泣けるんだ、これが。

ハンチングも良いですね。昔良く見かけました。鳥打ちなんて呼んでました
けど。こういう被り物はもっと流行っても良いと思うのですが。

ハンチングに着物だと薮入りの小僧さん、洋服だとさしずめ昔の刑事って
ところ。やだね、発想が貧弱。そこへいくとアロハにハンチングなんか
モダンで良いなあ。え? 薮入りって何ってか? ウーン、困ったな・・


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「時代の香り」のレストラン | トップ | 「THE ALOHA SHIRT」その2 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿