紅葉深まる泉の森で弁当を喰う・小鳥も昼ご飯？

南林間教室の前に泉の森に行ってみる　

駐車場の楓は燃えるような赤　

降り積もった落ち葉のうえを猫はソロリソロリと歩いている　

踏みしめる音が気になるのだろう　

弁当を持って雑木林に向かう　

ベンチは家族連れに占領されていた　

愛車に戻って喰う　

家で淹れてきたコーヒーを飲む　

腹ごなしに少しだけ散歩する　

枯れ始めた葦にいたのはアオジ　

チッチッ チッチッ チッチッ 　密かにさえずっている　

頭上で賑やかに鳴き交わしているのはシジュウカラの群れ　

ジクジクジク ジクジクジクジー　と姦しい　

静かになったと思ったら食事中だった　人間と同じだね　

調整池は渡ってきたばかりのヒドリガモが賑やかに群れている　

人も多いのですぐにその場を離れる　

観察池ではカルガモのつがいが仲良く泳いでいる　

のんびり浮かんでいたと思ったらおもむろに上陸を始めた　

クサギの実はまだ残っている　

ほんの少しだけでも歩くと気分が爽快になるものだ　

教室の時間が近づいてきたので駐車場に戻る　

仕事場に向かう