ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

いただいたニシンの甘露煮で鯡蕎麦の朝

2015年01月17日 | ぼくモライもん

午前7時に起床する

昨日お絵描きをしたので膝が痛い

寄せ来る加齢を実感しながら冷蔵庫を開けていただいたニシンの甘露煮を取り出し

いただいた戸隠生蕎麦の上に乗せ白髪ネギを飾りいただいた七味を振る


ニシンは不思議な香りがする魚だ

それは裂いて身欠いて・・・干して・・・戻して・・・煮含めても消えない

青魚特有の香りのなかに山菜のような揮発性の芳香がほんの少し混じっている

たとえ目隠しをされても「これはニシン」と言い当てられるに違いないなどと

いい加減なことを自信も無いのにうそぶいて蕎麦を手繰り込む ニシンを頬張る

ああ美味い  しみじみ美味い

自分用に膠を炊きながらモカ・マタリを挽く

今朝はプレスでいれる やや薄目

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2 コメント

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Unknown (51-141)
2015-01-17 11:12:39
ニシンの甘露煮は実に蕎麦に合いますね。温かい蕎麦でもいいし、盛りそばに付けて出す店で食べたときもすごく旨かった。この冬は自分で打った蕎麦を温かい蕎麦で食べることが多いです。盛りそばに比べれば手間がかかるし、蕎麦の麺の良し悪しに関係ない食べ方といわれがちなので敬遠していたのですが、やってみるとなかなか旨いです。そのなかでもにしんそばが一番ですね。このニシンは色が薄いですが薄味なのでしょうか。
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ほんのり淡い (51-20 hayashi)
2015-01-17 11:23:56
このいただきもののニシン甘露煮はほんのり淡い薄味でした。蕎麦が持っている独特の揮発性の香りとニシンの揮発性の香りが良く合いますね。特に温かい蕎麦のほうが香りが立って良く合うのかもしれません。もともとは肥料だった身欠きニシンをここまで美味しい料理にした京都人の知恵の積み重ねに頭が下がります。
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