ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

少しお絵描きする大粒なめこを卵スープ蕎麦にバラ撒く

2015年01月17日 | ほぼ嘘日記

今日も教室が無いので少しだけお絵描きする

フライパンで黒く焼いた天然群青を薄墨の代わりに使ってトーンを調整していく


李白はまだ現れてこない  でも

まずまずだ こんなものだろう そう言い聞かせる

絵を描いていると前にはなんでも出来たような気がするのに

なぜいまは出来ないのだろうなどと思ってしまうことがあるが

それはただの気のせいでしかなくて

そんなふうに勘違いしていると

自分が無力に感じて嫌になってくる

でも・・・そういう「若気の至り」で行き先を見間違ったら

グッタリするほど元に戻らなければいけないにしてもそれは絵だから出来ることで

人生は戻ってヤリ直し出来ないと知っているのに浅慮で突っ走るのが若さだとしても

右も左も判らないのに生き方を決めてしまうのはオッチョコチョイだとしか言えないし

それで細くて暗い路地裏に迷い込んでしまったひとたちを何人も見てきたものとしては

若いうちに若いくせにずっと先まで決めてしまわないほうが良いのにと助言したくもなるが

そんなことは余計なお世話だということくらいは判っているのでそれはしないでおくし

偉そうにアドバイスするような人生を通ってきたわけでもない だから

いま振り返って思い出しても人生は意外と長くて色んなことが出来るよ

面白いよ そして楽しいよ そう言おう

正午になったのでいただいた戸隠生蕎麦を茹でてクノール卵スープで煮た大粒なめこをバラ撒く


ひとはなりたいものになれる

わたしはなりたいものになれた

もうじゅうぶんだ

あとはおつり

モカマタリを飲んでまた少しお絵描き

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