ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

ナポリタンにはハムか?ウインナーか?そして焼きそばのこと

2017年03月26日 | ほぼ嘘日記

午前6時に起床する 

ウインナーソーセージと玉ねぎとニンジンとパプリカを炒めトマトケチャップで味付けしたところに 

柔らかく茹でたスパゲティを放り込み炒め混ぜ火を止める前に春キャベツを千切って加えたのを 

飯田君作の耐熱皿に装い日和佐の青海苔をパラパラ振りかけて喰う 


ナポリタンに加えるのはハムなのか?それともウインナーか? 

人生で最初に喰ったナポリタンはハムだったように記憶している 

ウインナーのナポリタンに始めて出会ったのは喫茶店ではなかったような気がする 

イタリア料理を模したナポリタンにウイーンの腸詰めというのは不思議な組み合わせだ 

と言ってもイタリアの腸詰めだと歯ごたえが有り過ぎて柔らかいスパゲティには合いそうも無いが 

ボローニャソーセージならばハム風なので悪くないかもしれないとも思う 

さらにこれがどちらでもなくて生の豚肉だったら焼きそばとの違いが弱まってしまうに違いなくて 

そういえば新潟の名物に焼きそばなのにトマト味のイタリアンというものがあったのを思い出した 

要はソース焼きそばにイタリア風のソースをかけて喰うファーストフードなのだが 

大きく分けてトマトソースの「みかづき」とミートソースの「フレンド」の2種類があって 

もともとは地域別に棲み分けをしていたのだが今では新潟県内に混在するようになっている 

これが世に言う「イタリアン戦国時代の始まり」である・・・というのは出鱈目だが 

新潟に旅してスーパーマーケットやショッピングモールのフードコートに寄ったら 

どちらかのイタリアンを喰って話のネタにされるのも面白いと思うのだが・・・どうか? 

新潟に旅すると海の幸や山の幸に恵まれた場所だとうらやましくなる 

でもずっと暮らしている人たちにとっては生まれた時からそれに慣れているので 

学校帰りや買い物ついでにイタリアンを喰いたくなるのだろう 

四国で生まれ育った私だが始終海産物を喰っていたわけではないからよく判る 

上京し独り暮らしをして始めて故郷の魚の美味さを思い知らされたのだから 

ここまで書いて私の故郷の松山にも名物の焼きそばがあったことを思い出した 

それはかつて銀天街の裏通りにあった「かめ」の焼きそばである 

特徴はとにかく麺が硬いということだ 

もうひとつの特徴は「ちりめんじゃこ」がたっぷり混ぜてあるということで 

麺も具も硬い「かめ」の焼きそばを噛み締め噛み締め喰えば 

なんともいえない美味さが滲み出てきて・・・ああ!また喰いたい!と思うのだった 

すでに「かめ」は廃業されて「じゅん」というお店があの味を引き継いでいるらしいが 

暖簾を潜ってカウンターの前に腰掛けながらあの焼きそばを喰った頃の味ではないだろう 

それはオーストラリア産の小麦粉で打つようになった讃岐うどんの味と腰が

私が子供の頃に喰ったものとはまったく違うものになっていることでも推し量れるわけで・・・ 

ああ〜?なんだか焼きそばを喰いたくなってきたぞ! 

今日は平塚美術館で催されている教室の発表会の搬出と片付けがある 

早めに平塚に行ってショッピングモールで焼きそばを喰おうかな? 

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