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ノグブラック『夢色アート』

色鉛筆、アクリル画、水彩ペンのイラストや塗り絵の紹介。マウンテンバイクでのサイクリングや釣りの記事です🎵

ボクの出会った困った人②(武勇伝編)

2019-11-30 14:20:28 | 日記
これはボクが某パチンコ店で研修担当をしていた頃の話です。

新しく入る事になったのは、前職S川急便と云う30代の元気な男性でした。

研修で最も重視していたのは接客マナーです。

勝って💰上機嫌のお客様ばかりでは無いので、言葉遣いひとつ間違えるだけで大事になってしまう場合もあるからです。

ただ単に【人当たりが好い】だけでは無く、お客様の心情を汲み取れるか?ミスがあった時には素直に謝れるか?適性を見極めなければなりません。

それでボクは研修内容とは無関係の
《雑談》に時間を多く割いていました。

最初は〖借りて来たタコ🐙〗のようだった彼は、S川急便時代の話になると水を得た魚🐟のようになり、自分が如何に活躍していたか語り始めました。

一般道路を時速100kmで🚚走り回った話
『トランスポーター?』

業務用無線の影響でヘリコプター🚁を
墜落させた話
『007🔫』

果てに『仕事と云うモノは…。』と、講師のボクそっちのけで講義を始めてしまいました。

雑談=無駄話ではありません。

もう十分だと思いましたが、もしかしたら過去に自分自身を知る機会がなかったからなのか?とも思い

『空手👊有段者でしたよね?ちょっとやってみます?突いても👊蹴っても👣かまいませんよ』
と彼の攻撃を受ける事にしました。

思った通り、彼は手足をバタバタさせるだけ。

失礼だとは思いながら、ボクはもう笑いを堪える事は出来ませんでした。

武道に限らずスポーツでも芸術でも、
その人がどういう生き方をしてきたか?って出ると思います。

彼に恥をかかせるのが目的では無く過去は忘れて心機一転、頑張る気持ちがあるのか?確かめたかったのですが…

彼が後に『本気でやってやろう💢と思いましたよ。』と話していたと聞きました。

ボクは採用には携わっていませんでしたが『やれるだけはやりました。』と研修内容を店長に報告しました。

誰だって見栄を張ったり、多少盛った話はあると思います。

問題なのは、彼が『妄想と現実の区別もつかないような状態にある。』事でした。

この事はボク自身が教訓として、形のある結果を残す事、他人からの評価を謙虚に受け止める重要性を痛感させられた出来事となりました。

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