S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

若者よ、強靭な精神を抱け・・・

2008-10-07 16:17:33 | Weblog
少しずつ寒くなってくると、足が冷えてくるのが毎年のこと・・・

少し、あたたかい靴下を買いにいった。「カプサイシン加工」というとうがらしの絵がかいてある、かなり厚い靴下を買った。
とうがらしの絵がまるで韓国料理のようで、そういえば、長靴の先にとうがらしを入れておくと暖かいっていう話は聞いたことがあるなあ・・

っと考えていると、試着室からいきなり68歳ぐらいのおばちゃんが出てきて、わたしに「奥さん、どお?似合う?」と聞いてきた・・

不意を突かれ、狼狽する・・・・

視ると、おばちゃんは黄色いカットソーの裾と襟に白いレースがついているお洋服を着ている・・・

うーん、微妙ではある・・・
だけど、このおばちゃんは「似合う」と言ってほしいのだ、他人が「似合わないし、変」なんて言ったら、ぶっとばされる?かもしれないし・・・

わたしはひきつりつつも笑顔で、「いいんじゃないでしょうか?」と言った。

ファッションの定員さんの経験はないけれど、大変な仕事である。
似合わないとは言えない、似合うとうそもなかなかつけない・・・

おばちゃんは「派手かしら?でも顔が派手だっていつも言われるから・・」と言った。

確かに顔のインパクトは強かった!?
化粧もバッチリ濃かった。

「そんなことないですよお、お若くていいじゃないですか!」
っとわたしもだんだん、売るほうに徹するトークになってくる。
大体、商売してるので、どうしても売る方に力が入るのは、くせなのです。


BUT,あのおばちゃんがあの黄色いレースの付いたカットソーを着て歩いているのに、道で出会いたくはないと失礼ながら思ってしまった。


日本のおばちゃん達は、かなり個性が強いし、性格もちょっとのことではへこたれない人が多い。(自分も含む)


若者よ!おばちゃんたちの強靭さを持て!

カプサイシンのとうがらし靴下を履くたびに、あのおばちゃんが脳裏に黄色く浮かんできて、否定して頭を振るのだろう・・・か?(ブルブル・・)