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noriba-ba's garden

全ての花はバラを目指す?

春の山庭を彩っていたチューリップも

ゴールデンウィークを待たずしてほとんど咲き終わり

今年のチューリップ祭りは幕を閉じた。

その祭りが最盛期を迎えた頃の写真を

撮っただけでリアルタイムでブログに掲載してなかったので

本日遅まきながらシーズン終盤の様子をご紹介。(笑)

 

4月18日

日当たりの良い南斜面のメインガーデンでは

チューリップがほぼ咲き揃ってきた。

大トリは今年の新顔ダブルアローザ。

アイスクリームのようなボリュームのある花びら。

これで満開なのかどうか…わからない。(笑)

今にも散りそうなフリンジ咲きのハウステンボス。

絶好調の白花ホワイトトライアンフェスター。

ユリ咲きのバレリーナもすくすく背丈を伸ばして元気だ。

ふんわりした八重咲きのアップスター。

ほんのりとピンク色がかった白い花びらが

花壇のあちこちにぽっかりと浮かんで見える。

このアップスターもそうだが

私のお気に入りイエローポンポネットも

チューリップ界の人気者アンジェリケも

まるでバラの花のようにゴージャスだ。

この紫色のチューリップも

この赤色もバラのような顔して咲いている。

昔はチューリップと言えば一重咲きが定番だったが

最近は新しい園芸品種が次々に生まれてきて

エッ!これがチューリップ?と目を疑うようなものもある。

特に目立つのが八重咲き品種。

 

八重咲きのチューリップは確かに魅力的だ。

どこか子どもっぽさを感じる一重咲きに比べ

八重咲きはエレガントな大人の女性の美しさを感じる。

そして群生こそが魅力の一重咲きに対し

八重咲きは一輪だけでもじゅうぶん鑑賞に堪える。

 

そんなこんなで私も八重咲きの虜となり

ご覧の通り今年も山庭にたくさん植えたのだが…。

こうして祭りが終わった今になって思う。

世の中の多様化の流れに従って

園芸植物にも高級化、ブランド化の波が押し寄せ

チューリップも否応なく格差社会の時代を迎えている。

今後もますますその傾向が強まると思うが

これから先チューリップは

いったいどこへ向かおうとしているのか?

 

ある人から聞いた話によると

「全ての花はバラを目指している」というが

そうなのか?

チューリップもバラを目指しているのか?

ありのままじゃダメなの?

本人の正直な気持ちを聞いてみたいところだが

花は何も答えずただ微笑むのみだ。(笑)

 

そう言いながら

より美しいバラのような花を咲かせる品種を求めて

高価な球根を毎年たくさん買っている私…。(笑)

その考えを改めない限り

チューリップの格差社会は広がるばかりだよね。

写真を見ながら欲深い自分を反省した。


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