パーゴラに這わせたアケビの花が満開だ。
蔓から垂れ下がって咲く淡紫色の小さな可愛い花。
よく見ると大きさや形が違う2種類の花が咲いている。
実はアケビは雌雄同株、雌雄異花らしく
上の写真右端の、雌しべが放射状に開いた大きめの花が雌花。
それより小さくて白っぽい花が雄花だそうだ。
雌花のしべはバナナのようで、雄花のしべはミカン状
それぞれ個性的なしべが特徴だ。
でも、こんなにたくさんの花が咲いても
このうち秋にアケビの果実を実らせるのはほんの一握り。
蜜も無く雌雄異花なので受粉しにくいらしく
運よく結実したアケビだけが秋に立派な実になるのだ。
自然界の生存競争は誠に厳しくて容赦ない。
不幸なことに受粉の機会に恵まれなかった
その他大勢のアケビの花にしてみれば
せっかく頑張ってキレイな花を咲かせたのに
実を成らすことができないなんて…
世の中不公平だ、こんなこと間違っている。
「私の青春を返して~」と思わず叫びたくもなるだろう。(笑)
確かに、生きている限り…
いくら努力しても報われないこともある。
でも、たとえ実を結ばなくても
花を咲かせたことは決して無駄なことじゃない。
誰かがその花を見て心が癒されたり
元気をもらったりすることもあるのだから…。
現に今こうしてキレイに咲いたアケビの花に感動し
あれやこれやと想像を膨らませながら
饒舌なまでにブログで語っている私がいる。(笑)