標高350mの山荘の朝は涼しく、もうすでに秋の気配。
だが太陽が昇ってくると気温は上昇し、下界と同じ夏。
なのでガーデニングをするなら朝の涼しいうちに限る。
さあ、今日も頑張るぞ!と張り切って剪定しようとした
バラの枝で…何とバッタリ出会ったのはバッタくん2匹。
「落ちないようにしっかり捕まって!」「だいじょうぶ?」
「おおっと…手が滑っちゃった!」「きゃあ~、こわい!」
「怖がらなくてもいいんだよ!逆さまでも平気だよ!」
「ホラね!だいじょうぶでしょ?」「ホントだ、凄いね!」
「ふう~、あと少しでゴールだ!」「エッ?どこ行くの?」
…なんて会話が聞こえてきそうな仲良しバッタカップル。
ふつうオンブバッタと言えば、ショウリョウバッタなのだが
このバッタはヤマトフキバッタという羽根の短いバッタ。
羽根があまりにも短すぎて、バッタなのに跳べないらしい。
なので、移動手段はこのようにひたすら歩くしかないのだ。
なるほど…、カメラが近づいても跳ばなかったわけだ。