ずいぶんご無沙汰してしまったが…
2月21日に書いていた記事を
遅ればせながら本日upさせて頂いた。(笑)
その間、新型コロナで世界中が大変なことに…。
でも、そのためにブログを自粛していた訳ではなく
ただ単に忙しかっただけなのだが…
ようやく落ち着いたので久し振りにパソコンに向かっている。
まずは3月の上旬からの山庭の様子を
写真で振り返ってみよう。
満開の小梅。
今年は花付きもよく結実に期待が高まる。
八重咲きのピンク色の花が可愛い枝垂れ梅。
4~5年経ち、枝垂れ具合もいい感じになってきた。
”道しるべ”という名前のついた梅も
優しいピンク色の可憐な花をいっぱい咲かせた。
2月初旬にいち早く咲き始めた鹿児島紅梅も
3月の上旬くらいまで咲き続けていた。
真っ白の花が凛として美しい青梅。
温かい春の日…ふと見ると
その枝に深緑色の美しい小鳥が一羽とまっていた。
目の周りが白い…どうやらメジロのようだ。
枝から枝へ移動しながら花の蜜を吸ったりして
ずいぶん長いこと遊んでいたが
こんな間近でメジロを見るのは初めてだった。
梅と同時に咲き始めたスイセン。
一番乗りはこのスイセン。
お次は黄色の小さなラッパスイセン。
この子たちはガーデンの至る所に子孫を増やしている。
そしてクリスマスローズ。
いちばん多いのがこのピンク色だが
このピンク色の群生の中に一株だけ
こんな白い花が咲いている。
こんな白いクリスマスローズは植えた覚えがないので
もしかすると突然変異なのかもしれない。
そして淡い黄色のクリスマスローズも
どんどん株が大きく育ってきた。
ライムグリーンのクリスマスローズも
元気に咲き揃って来た。
他のクリスマスローズと違い
花のつき方が房咲きでとても珍しい。
これが3月上旬までの山庭の様子だが
この時期の季節の移り変わりは目まぐるしく
3月下旬の今現在、梅はもう咲き終わってしまった。
長らくサボっていたせいで記事が現実に追いついていない。
早くリアルタイムにしたいものだが
その後の様子はまた次回ということで…。(笑)
そうそう、ノラのことも書いておかなくちゃ!
「えっ!ボクのことをですか?」 うん、そうだよ!
「ボクの何を書くんですか?」
そりゃあ、もちろん、ノラくんの近況報告だよ!
「だったら、カッコよく書いて下さいよ!」
え~っ、嘘はつけないよ。事実をありのままに書くからね!
「ちっ!仕方がないなぁ~。勝手にして下さい!」
では、勝手に書かせて頂きますよ!(笑)
ノラは2月頃から来る回数がめっきり減っていた。
時には1週間も来ない時もあった。
単に寒さだけのせいじゃなく
やはり例の白いボス猫につけ狙われているようで
その隙をぬって食べに来ていたらしい。
ある日のこと、ノラがご飯を食べている時
白猫がやって来てノラが襲われたのだ。
逃げ惑うノラ、追いかけ回す白猫。
異変に気づいたオジサンが「こらーっ!」と叫ぶと
その声に驚き2匹ともテラスの階段から
もんどりうって転げ落ちてしまった。
そして散りじりに逃げて行ってしまったらしい。
そんな厳しい状況の中
時折りひょっこりと姿を見せるノラ。
でも、鳴き声も上げずじっと座っているだけで
オジサンが気づいてくれるのをひたすら待っている。
運よく気づいたオジサンがご飯を作る。
そしてオジサンが出てくる勝手口に駆け寄り
「ニャ~ニャ~」と煩いほど泣き声を上げ
「早く、早く、オジサンこっちだよ!」とばかりに
先に立って食器まで誘導するのだ。
オジサンがご飯を食器に移し終えるのを
今か今かと待ち構えていて
移し終えるや否やご飯をぱくつくノラ。
よほどお腹が空いていたのだろう。
ガツガツとわき目もふらず一気に食べる。
「あ~、美味しかった!ごちそうさま~!」
そう、良かったね!
食後のひととき、満開の梅の見えるテラスで
毛繕いをしながらしばし寛ぐノラ。
今のノラにとっては「花より団子」だろうけど
いつかの日か、のんびりと寛げる日が来るのだろうか。
「それはボクにもわかりましぇ~ん!」 だよねぇ~。
でも、しっかりと食べて強く逞しくなって
白猫に負けないように頑張るんだよ!
「うん、ボクご飯いっぱ~い食べて、頑張る!」
会うたびに生傷が絶えないノラ。
ケガから感染症にならなければいいのだけれど…。
人類は新型コロナウィルスの脅威に晒されているが
ノラにゃんこは野良猫の社会で
生き抜くために一人で戦っているのだ。
その後のノラのことはまた次回に…。