ガゼボの屋根の上に取りつけている風見鶏。
葉っぱを落としてしまったクヌギの木をバックに
そのシルエットがよく目立つ季節になった。
初冬の透明感あふれる青空に風見鶏がよく似合う。
風見鶏と言えば神戸の北野異人館が有名だが
このガゼボは長崎のグラバー園をモデルにしたもの。
ガーデニングの手を休めてホッと一息つく
私のお気に入りの場所でもある。
今年の秋はとても足早に過ぎ去ったような気がする。
ふと気がつくと、クヌギの木は全て葉を落としていた。
緑の葉が生い茂った樹形も良いが、幹だけになった
木の姿も、凛と張り詰めた空気を感じて良いものだ。
風吹けど 回る気のない 風見鶏
代わりに落ち葉 舞い飛ぶ秋空