ログハウスの東の庭に植えているクリスマスローズが
7~8年経ち、ずいぶんと大きな株になっている。
今年は3月初旬くらいから蕾が開き始め
3月中旬には見事に咲き揃った。
そして4月中旬を迎え
花の色は徐々に褪せてきてはいるが
それがかえって趣きのある風情を醸し出している。
株分けして4~5年経つ子株もこんなふうに
ずいぶん大きく育ったものだ。
こちらのクリスマスローズはもともとグリーンの花。
だから色が褪せても見た目は変わらない。
このクリスマスローズはログハウスの南ガーデンに
2~3年前に植えた別の品種だが
今年ようやくたくさんの花を咲かせてくれた。
クリスマスローズの花はうつむいて咲く。
花の中をのぞき込むと何だか怪しげな世界が広がる。
多少の毒々しさを孕んだ危険な領域。
自分の内面をそうやすやすと人には見せないぞ…
そんな頑なさを感じる不思議な花だ。
それがクリスマスローズの魅力なのかもしれない。