薄緑色の花をした珍しいサクラ
御衣黄(ぎょいこう)が山庭で咲いている。
葉と混ざり合って遠目には目立たないが
気品漂う美しい色合いだ。
一方こちらのサクラは江戸彼岸桜。
この花もうっすらと緑がかって奥ゆかしい。
そしてこちらは賑やかに密集して咲いている庭桜。
同じサクラでも花の色も形もいろいろだ。
山桜もようやく咲き出した。
アップで撮るとこんな感じで
お世辞にも美しいとは言い難い。(笑)
やはり山桜は遠目で見るに限る。
山桜の遥か彼方の空に見つけた飛行機雲。
以前はひっきりなしに飛行機が上空を飛んでいたが
コロナ禍による減便で今はめっきり見かけなくなってしまった。
なので久し振りに見つけると何だか嬉しい。
ついでにサクラ繋がりで芝桜。
南のガーデンにはこのピンク色が広がっているが
山荘の北の道路沿いには
白や薄紫色の芝桜も咲いている。
そしてこれもサクラの仲間かな?
遅咲きのサクランボの花。
とびきり可愛らしい梨の花。
特にめしべの先がピンク色なのが印象的だ。
クラブアップルの花も咲き出した。
数年前にターシャの庭で見たクラブアップルの木は
とても大きくて立派な幹をしていたが
うちのは周りの木に邪魔されて成長がイマイチだ。
それでも、健気にこんな可愛い花を咲かせて
やがて小さな実をつける。
憧れのターシャの庭には到底及ばないけれど
いつかあんなふうに大きくなって
たくさんの実を小鳥たちがついばむようになるといいな…。
「ボクも食べてみたいです、そのクラブ何とか…」(笑)
おや、ノラくん。今日はそこ?
「ハイ、今日はここに居ます!」
へえ~、珍しい!
「たまには、家ネコみたいにしてみるのもいいかと…」(笑)
そう、たまにはね。
ノラにゃんこは時々私のミニログのソファーで寛いでいる。
気まぐれなので、いつそんな気分になるのか
全く見当がつかないんだけれど…。(笑)
「ボクもその、クラブ何とかを食べてみたいです!」
あら、君は誰?
「さて、ボクは誰でしょうか?」
体の大きさから…ヒヨドリ?それともムクドリ?
「フフ…、当ててみて!」
何とも思わせ振りな口調のこの鳥は
いつも餌台に来るヤマガラよりも体が大きくて
山庭の地面を歩く姿をよく見かけるので
てっきりヒヨドリだろうと思い込んでいたのだが…
ネットでよくよく調べてみたら
色や形や特徴がシロハラにとてもよく似ている。
もしかして、君はシロハラくん?
このシロハラかも知れない鳥が
最近ちょくちょくテラスに姿を見せる。
そして近くに人が居ないと動き出し
何度も辺りを見回し警戒しながら徐々に近づいて来て
何と!ノラにゃんこの食べ残したカリカリを
一つ残さずチャッカリ食べるのだ。(笑)
初めてこの光景を見た時にはさすがに驚いたが
今ではこれがいつものことになっている。
以前から、ノラにゃんこの食べ残しが
いつのまにかキレイに無くなっていて不思議だったが
どうやらこの鳥の仕業だったようだ。
それにしても、猫のカリカリを鳥が食べるなんて
そんなことがあるんだ~。(笑)