桜やツツジの華やかさに目を奪われているうちに
今年もかわいいタイツリソウがひっそりと咲いていた。
冬の間は凍てついた土の下で眠っていたようだが
春本番を迎えて、むっくりと目を覚ましたようだ。
自然の造形とは言え、何とも可愛らしい花の形だと思う。
私は釣りをしないので、よくわからないのだけれど
タイを釣り上げた時にはこんなふうに竿がしなるのか…。
このタイツリソウが咲いているのはガゼボの半日蔭。
そのガゼボの壁でモンシロチョウがひと休みしていた。
花が咲けばチョウチョやミツバチなどの昆虫が動き出す。
彼らを誘い花粉を運んでもらって子孫を残すために
花たちは精いっぱい美しく咲いて見せる。
自然の仕組みは本当によくできているなと感心する。
人間ももっと自然の声に耳を傾けたほうがいいのかも…。