ここのところ暖かい日が続き
まもなく師走を迎える…という実感が伴わない。
ましてやここに来て、全国的なコロナの感染拡大の流れだ。
特に今回は高齢者の感染が広がりつつあるとあっては
再び不要不急の外出自粛を覚悟せねばなるまい。
思えば、春に到来したコロナの第一波で
東京に住む息子夫婦のお盆の帰省はキャンセルとなった。
そして今回の第三波で正月の帰省も無くなった。
だから余計に…師走から年末、そしてお正月という
一連の特別な年中行事の流れの中で
毎年感じていた季節感を実感できないのかも知れない。
でも、そんな人間どもの状況などお構いなしに
季節は巡り、自然は移り変わっていく。
晩秋を迎えた山庭は今、紅葉真っ盛り。
中でも、モミジの紅葉がちょうど見頃を迎えている。
山庭の2本のモミジのうち
この下の段のモミジの方が鮮やかな朱色だ。
下の方はまだ緑色の葉をしているが
上の方の葉は燃えるような朱色に染まっている。
こちらはもう一本の上の段のモミジだが
まだかなり緑の葉が残っている。
そしてこれはドウダンツツジ。
モミジにも負けず劣らずのキレイな紅葉だ。
ひときわ鮮やかな色合いの真っ赤な紅葉は
お向かいさんの庭のモミジ。
毎年この見事な紅葉を羨ましく眺めているのだが
うちのモミジとは品種が違うのか
あるいは植えている場所の違いか…とてもキレイだ。
これもお向かいさんの庭のサザンカ。
優しいピンク色の花にホッと心が癒される。
この濃いピンク色のツバキもお向かいさんの庭木だ。
だが今、お向かいの山荘には住む人がいない。
この木を植えた初代の住人が高齢のため家を手放したのち
次々と3回も住人が入れ替わったあげく
訳あって…とうとう今は空き家となっているのだ。
せっかく植えた木が大きく育ち、美しい花を咲かせているのに
肝心のこの山荘の住人に見てもらえないなんて…。
でも、それでも健気に花木は毎年花を咲かせ
柿の木には美味しい柿が枝もたわわに実っている。
だからせめてもの慰みに、私たちが折々に花や紅葉を愛で
ついでに柿も美味しく頂くことにしている。(笑)
「な~んだ、オバサンも、花より団子…じゃないですか!」
え、それは、そのう~。(笑)
「柿の食べ過ぎにはくれぐれも気をつけないと…」
そ、そう…ですよね。
「ボクと一緒にせいぜいダイエット、頑張りましょう!」
はい、そうします。(笑)