10月も半ばになり、山の朝夕はめっきりと涼しくなった。
気温が下がってくると、眼前の山並みに現れてくる雲海。
先週の日曜日の朝、今年の秋初めての雲海が見られた。
こんな日は決まってお天気が良く、秋晴れが期待できる。
…案の定、久し振りに絶好のガーデニング日和となった。
朝早くから、樹木の剪定や草花の世話に精出していると
おやおや…畑の白菜の葉の上にこんなものを見つけた。
おんぶバッタはよく見かけるけれど、このバッタたちは…
何と驚いたことに…3人組! 一体どんな関係なのか?
親子孫の3世代?…それとも怪しくも複雑な三角関係?
はたまた…単なる遊び友だち?…妄想を掻き立てる…。
木洩れ日の中、幻想的に浮かび上がる淡桃色の花は
四季咲きのイングリッシュローズ…シャリファ・アスマ。
空に向かって真っ赤な花びらを大きく開いて咲くのは宴。
名前からして賑やかでご陽気な雰囲気を醸し出すバラ。
この他にも真っ白な清楚な花を咲かせるサマースノーや
こんなピンクのバラも…秋晴れの中、密かに咲いていた。
今年の秋は雨の週末が多く、放ったらかしのガーデン…。
気づけばいつの間にか季節は秋…といった感じがする。
久し振りの秋晴れの中、一日中ガーデニング作業に励み
そこここに小さい秋を見つけては、季節の変化を感じた。
そして、一日の終わりに出会ったのは秋らしい夕焼け…。
朝の雲海で始まり、夕闇に広がる真っ赤な夕陽で終わる。
久し振りに秋のガーデンを心行くまで堪能した一日だった。