NORIKO HIRANO ひらののりこ  

Composer, Arranger, Pianist
作・編曲家、ピアニスト
 

インド 第1話

2012-02-29 00:24:59 | 旅行
2月5日から25日までインドに行ってきた。
今回はいろいろあったけれど、終わってみるとインドのいろんなことが普通のことのように思えるのが不思議。
今までは外国へ行くと日本とは違う環境に驚き、興奮状態で帰ってきていたのだが、今回は20日間も行っていたからなのか、それともインドであまりにも変な人をたくさん見過ぎたからか、巡り巡って何だか妙に心が落ち着いている。

そして今、何を書こうかわからないまま、とりあえず書き始めている。
書いているうちに、気持ちの落としどころのようなものが見えてくるのかもしれない。

私は子供の頃から外国への憧れがとても強く、できるだけ多くの国へ行ってみたいと思っていた。
いつしかバックパックを背負って、できるだけ現地の人と同じ交通手段を使うような旅をしてみたいと思うようになった。そう思っていたら、それを実行している多くの人たちに出会った。
すると私にもできるかもと思い、やってみたらそう難しくなかった。

でも今回もそういうことをしてみて、こういう旅はもういいかなと思った。
旅なんてお金と時間さえあれば誰だってできるもので、何ヶ国行ったって別に自慢するようなことでもない。
それより仕事や研究で行きたい。

つくづくそんなことを思ったのは、前回の旅と今回の旅でお世話になったデリー在住の友人Mさん(日本人)の影響もある。
彼女は、インド雑貨屋SUNDAR 不動産のサフタ などをしている。
彼女が言うには、デリーは本当に面白い街なんだそうだ。努力すればするほど報われる街で、きちんと仕事をしていれば貧乏な家の出でも這い上がることは可能だと。彼女の不動産業の仕事のパートナー(インド人)も、多くの日本人旅行者から信頼されているシゲタトラベル社長(インド人)も、もともとは貧しい家に育った人だが、何も無いところからコツコツと、嘘を付かず誠実に仕事をしてきた人なんだそうだ。


当たり前だけど、旅行ではその国の深くまでは入っていけないのよね。
今回はそれがもの足りなく感じてしまった。

英語力が無いことでいろいろと悔しい思いをしたのもある。
私は書いたり読んだりするのはまだできても、うまく話せないし、聞き取れない。(日本語も早く話せないけど)
インド人はなぜあんなにも堂々と早口で話せるんだろう。ちなみに中国人旅行者も流暢できれいな英語を話す人が多かった。

やっぱり話せなきゃ意味が無い。
自分が伝えたいことを、簡単な単語でも良いから伝えること。
案外、自分の体調や気持ちを表す単語って知らないものだなと気付いた。


まあ今はネットがあるから、勉強しようと思えばいくらでもタダで勉強できるので、ちょっと頑張ってみようと思う。


と、何だか旅とは全然関係ない話になってしまったけど、次回からは写真もたくさん載せるつもりです。
今日はこのへんで。


つづく。


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2 コメント

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Unknown (nori)
2012-02-29 17:11:32
あら、hideさん、お久しぶり。
hideさんが行ったのは英語圏じゃないものね。
今年もどこかへ行かれるのですか?
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地面に・・ (hide)
2012-02-29 01:54:53
地面に、絵を描いて伝えた3年半前がなつかしい。

今年はまた・・・
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