PCや、様々なゲーム機で発売された「ブルー・シカゴ・ブルース」
J.B.ハロルドシリーズの一つで、番外編を除けば4作目になる。
今作以降、携帯アプリなどでシリーズは続いていたが、時系列で言えば、今のところ最後の事件。
シリーズ初の実写化で、雰囲気は壊れていない。
それまでのシリーズと違うのは、時間制限が設けられたこと。無駄な行動、ようするに総当たりが出来なくなりました。
無駄とも思える小さな事をコツコツと積み上げていく、昔ながらの刑事像がJ.B.シリーズの良さと思っていたところへ、いきなり効率化を求められているようでしてね。
コマンド選択式アドベンチャーゲームの問題点だった総当たりへの対策だとは思うんですが、なんかJ.B.ぽくないなと。
総当たりを嫌う人もいますが、このシリーズに関しては、総当たりが雰囲気作りに一役買っているとも思えるんですよね。
個人的には、事件の発端もショックでした。
儂の癒やしだった存在が、簡単に舞台から居なくなるのですから。
捜査に行き詰まり、虱潰しの捜査に疲れた時に、用も無いのに会いに行く存在。
いつの間にか、同僚から婚約者にクラスチェンジしてましたが、それをアッサリと…
いずれも「殺人倶楽部」のものですが、統一感が有りませんねぇ。
「ブルー・シカゴ・ブルース」より後に発売されたDS・Switch版等は、ボブに合わせてますね。
そういや「殺人倶楽部」のサラ・シールズもメイン張れそうなキャラでしたが、次作で簡単にアレされちゃいましたねぇ。
ゲームでもなんでも、自分に近しい人が亡くなるのは、少々しんどいですな。
ま、それはともかく、総当たり上等(総当たり常套とも)の儂にとって、時間制限という枷を掛けられた事により、真相に辿り着けてません。
また無料電子攻略本に頼るしかないんですかね…
所謂カンニングですが、そこは気にしても仕方ないかな。