のりとん生活

家族の会話を交えながら日常、お気に入りの商品やお店、イベントやニュースなどを綴ります。

5人でランチ

2022-04-13 09:52:00 | 日記
お彼岸で叔母の所へ行くと、「もうじきお母さん80歳のお誕生日だねぇ~これで美味しい物でも食べに行ってきなぁ~」と、お祝いを頂いてしまった。母と妹と私の母子3人、女同士で行ってきなぁ➰と言ってくれたが、3人では十分すぎるので、「いつもありがとう、おばちゃんも一緒に行こうよ~」と誘うと、「最近、静岡まで1人で電車に乗って行く自信がなくなっちゃった」と言うので、「そぅ~」とひとまず帰ってきたが、従姉妹のYちゃんに連絡をとってみた。愛知と東京の大学で教えているYちゃんは移動を兼ねて土日を実家で過ごすという。「4/9(土)はどう?」って聞くと、「新学期が始まって忙しいには忙しいけどいいよ」と言ってくれたので、「おばちゃん、Yちゃんには話が通っているんだけどね、4/9の土曜日って空いてる?」と電話した。
「空いてるよ~」
「よかった✨じゃあ5人でランチ行こう~!」
「いいねランチ、行こう!」
「じゃあ、9日空けといて!」
「わかった~空けとく、もし、誘われても断る」
「じゃあ、どっかお店を探して決まったら連絡するね~👋」というわけで、5人のランチが実現しました。息子夫婦と孫達に囲まれて生活している叔母、歯医者でも買い物でも静岡まで電車で出てくる人だったけど、年には勝てないという事でしょうか?自信をなくすような事でもあったのでしょうか?随分気弱な事を言うので心配しましたが、娘がいるというだけでこの変わりよう、娘を頼りにしているのがわかります。

当日は静岡駅まで車で迎えに行きました。食事の前に5人でお墓参りを済ませ、鷹匠町のレストランに到着です。

La cuisine de TAKUMI (ラ キュイジーヌ ド タクミ)

新静岡駅周辺のイタリアン・フレンチ、La cuisine de TAKUMI (ラ キュイジーヌ ド タクミ)のホームページです。お店の基本情報やおすすめ料理の「季節の食材を生かしたカ...

La cuisine de TAKUMI (ラ キュイジーヌ ド タクミ)


「遅めのランチなら…」ということで、13:30に5人で予約ができたお店です。扉を開けるとお客さんがいっぱい、少し早く着いたということもあり、まだ席が空いていなくて準備ができるまで外で待たされました。立地的に難しいのでしょうけど、年寄りの為に椅子が欲しかったです。私達が案内された席は、店内奥の半個室で、テーブルの上にはカトラリーレストにセッティングされたナイフ、フォーク、スプーンに加えお箸もセットされていました。

お料理はお魚とお肉が両方つくフルコースです。最初に出てきた盛り沢山のオードブルが気に入りました。



この後、野菜のスープ、ブリを使ったお魚料理と鶏を使ったお肉料理、食べるのに夢中で写真は撮り忘れました。事前に連絡しておいたので、鶏肉を食べない従姉妹にはハンバーグが出されました。素敵なお皿に凝ったお料理が盛られている。野菜が多いのも嬉しいです。

デザートはこんな感じです。



「美味しかったね~」

まだまだゆっくりおしゃべりをしていたいようですが・・・


実は親戚に不幸がありお通夜ができました。95歳の私にとっては大叔父さん、叔母にとっては叔父さんです。私の亡くなった祖母の弟で、面白い叔父さんでした。これで祖父母の兄弟は全員いなくなってしまいました。

妹も私もお通夜の衣装を持って出かけてきたのですが、叔母は家に戻って息子と出直すと言います。娘は「衣装を持ちな!」と言ったそうですが、叔母としては、自分の為に付き添ってくれた娘を1人で帰すのも、自分の親族の為に来てくれる息子を1人で来させるのもかわいそうと思ったようです。
でも・・・
時間的にかなりきついだろうなぁ~と思ったら、案の定、遅れた時間を高速で来てくれたようですが、叔母の格好を見たらわかります。喪服こそ着ていますが、バッグが昼のまま、「見て、ストッキングも履き替えられなくてズックだよ」と黒いズックを履いて、バッグから黒いストッキングを出して見せてくれました。「大丈夫、大丈夫、足元はズックに限るよ~」
叔父さんに会ったのはそれこそ叔母も私と一緒じゃないかなぁ?
大叔母さんの初盆に一緒に行って・・・あれから何年?
老人の施設に入って、骨折をしたとか・・・コロナもあったり・・・
棺の中の大叔父さんは、すっかり痩せて、写真の叔父さんとも思い出の中の叔父さんとも変わっていました。それでも95歳はすごい!面白い叔父さんでした。

お通夜の後、仕切り直しの第2段、今度は従姉妹から従兄弟に代わり、弟が加わって、外でしばらく話が弾みます。なかなかこういう時でないと顔を合わす事がありません。

女性グループは「こういう機会🍴をまた作ろう」と言って解散、「次回は今回予約がとれなかったお店に行ってみよう」と話しました。80歳を過ぎた叔母にも、母にも、まだまだ元気でいてもらいたいです。