【山 名】八ヶ岳(硫黄岳・横岳)(長野県)
【日 程】平成25年7月29日(月)
【同 行】単独
【天 候】晴れ
【ルート】前橋1:30==4:30桜平4:55---6:30夏沢峠------7:30硫黄岳------9:00横岳-------10:00硫黄岳---10:20分岐----11:00オーレン小屋-----12:15桜平
【行 程】 L=14.2km +- 1380m 行動時間7:20
【温 泉】湯川温泉 河童の湯 400円(安くて・広くて・良かった)
【地 図】地図はこちら
年のせいか最近よく寝られない。何時に寝ても夜中に目が覚めてしまう。今日は4時に起床予定であったが1時に目が覚めたのでそのまま家を出た。暗闇の中、以前車の腹をしこたまぶつけてしまった事を思い出し、新車で桜平までのダートな路を走るのはイヤであったが思いの外整備されており順調に駐車場に着いた。昨日までは混雑していただろう駐車場も空いており、平日登山の恩恵を受けることができた。
登山口 もう明るくなっていた
4週続けての山行、体も慣れてきて順調に歩けると期待していたが、やはり寝不足では駄目だ。頭痛もするし体はだるい。予定ではオーレン小屋から根石岳、天狗岩方面に向かいコマクサ群落を見て、硫黄岳・横岳を往復して下山する予定であっが、早くも断念し直接硫黄岳に向かうことにした。
夏沢鉱泉
少し前なら、美濃戸口からのルート程では無いが、オサバグサが花盛りであったろう道筋。咲き残ったものがチラホラ程度。シロバナヘビイチゴやズダヤクシュ、ミツバオウレンなど地味な花が咲いている。
オサバグサ
日が差す歩道脇には控えめな花々
ここのところ天候に恵まれない山行続きであっが、林を抜け夏沢峠に出ると快晴の空が待っていた。天気が良いと気分も高揚するのか、こんな事なら天狗岳の方へも行けば良かったと体力も考えず早くも後悔。
硫黄岳中腹から夏沢峠、天狗岳方面
オーレン小屋
そんな欲張った事を考えながら硫黄岳を目指すが、やはり急な登りになると辛い。下を向きながら森林限界を超え石ころだらけの路に出るとザックザックという音がした。見上げると目の前でカモシカが草を食べている。草? ここでは名のある貴重な高山植物だろう。
カメラを構えても一瞥はするものの逃げない。食事の方が重要なのか人になれているのかカモシカの周りを半周するような形で登山道沿いに登るが相変わらず何となくこちらの様子を見ながら食事を続けていた。
尾瀬ではシカの食害でニッコウキスゲなど惨憺たるものだが、特別天然記念物カモシカの害というのはどんなものだろうか。
丁度、息の上がったところでカモシカに休ませてもらった。天気が良いうちに山頂へと急ぐが思うように進まない。
花の写真を撮りながら山頂へ着くと、下の方に雲は広がってはいるものの何とか景色は楽しめた
赤岳方面
中央アルプス
御嶽山
これから向かう横岳も天気がよさそうである
硫黄岳山荘付近からのお花畑。期待して、ここからゆっくり花々の写真を撮ろうと何年かぶりで90mmマクロレンズを使ってみることに。しかし、無造作にザックの中に入れてあったので取り出すときに岩の上に落としてしまった。幸い、事なきを得たがどうも光学機器についてはツキが無いようだ。
コマクサ 90mmマクロレンズで撮影
写真に自信が無いが、花の写真はできるだけ花だけでは無く植物やその生育環境全体が撮れるよう心がけている。90mmマクロレンズは比較的遠くからアップが撮れ、余分な背景はボケて注目する花が綺麗に撮れる。しかし、自分の撮る写真では使いこなせない。これじゃ望遠もマクロも宝の持ち腐れ、これからの課題としたいが面倒くさい。いつまで経っても写真の腕が上がらない原因はこのあたりかも知れない。などと考えながら歩いていたら2度程足を滑らせ尻餅をついてしまった。
硫黄岳山荘からは花盛り、更に進むとコマクサの大群落。
保護の甲斐あってか、花盛りの大群落。人間の侵入防止にはただの柵で充分だが、電気柵も張り巡らされているところを見ると、やはりカモシカ等の野生動物の食害もあるのだろうか?
まさか、盗掘防止の電気柵では無いだろう??
と、ここまでは天気が良かったが左右の谷からガスが上がってきてしまった。
横岳への登りには狭い鎖場がある。このあたりの崖にもお花畑があるのだが丁度団体さんと一緒。以前このあたりで写真撮影に夢中になり転落し、ヘリで救助された人の居た場所である。無理せず慎重に進む。
横岳
そして狭い山頂は赤岳方面から来た人も合流し満員
夏休み 山頂は平日でも混雑
休息もそこそこに硫黄岳へと、とって返すが、山全体がガスに覆われてきてしまった。一日中の晴天は望むべくも無いのかも知れない
余裕があれば再び夏沢峠に戻り根石山からオーレン小屋に戻る事も考えたが、やはりここで目一杯。日の当たっている赤岩の頭から下山することにした
体力を付けるためここのところ毎週の日帰り山行
無理をしないようにしているが、貯金は使うばかりだが体脂肪と疲れは貯まる
山行後の週初め、今週は山歩きを休もうと思うのだが
金曜日あたりになるとまた出かけたくなる
天候さえ良ければ高山はベストシーズンだから
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
今回見た花々
イワツメクサ
オヤマノエンドウ
キバナシャクナゲ
キバナノコマノツメ
ギンリョウソウ
クモマナズナ
ゴゼンタチバナ
コバノコゴメグサ
コバノコゴメグサ
コマクサ
シロバナヘビイチゴ
ズダヤクシュ
タカネシュロソウ
チシマギキョウ
チョウノスケソウ
チョウノスケソウ実
ミツバオウレン
ミヤマオトギリ
ミヤマカラマツ
ミヤマシオガマ
ミヤマダイコンソウ
ムカゴトラノオ
ヤマオダマキ
ヨツバシオガマ
リンネソウ
【日 程】平成25年7月29日(月)
【同 行】単独
【天 候】晴れ
【ルート】前橋1:30==4:30桜平4:55---6:30夏沢峠------7:30硫黄岳------9:00横岳-------10:00硫黄岳---10:20分岐----11:00オーレン小屋-----12:15桜平
【行 程】 L=14.2km +- 1380m 行動時間7:20
【温 泉】湯川温泉 河童の湯 400円(安くて・広くて・良かった)
【地 図】地図はこちら
年のせいか最近よく寝られない。何時に寝ても夜中に目が覚めてしまう。今日は4時に起床予定であったが1時に目が覚めたのでそのまま家を出た。暗闇の中、以前車の腹をしこたまぶつけてしまった事を思い出し、新車で桜平までのダートな路を走るのはイヤであったが思いの外整備されており順調に駐車場に着いた。昨日までは混雑していただろう駐車場も空いており、平日登山の恩恵を受けることができた。
登山口 もう明るくなっていた
4週続けての山行、体も慣れてきて順調に歩けると期待していたが、やはり寝不足では駄目だ。頭痛もするし体はだるい。予定ではオーレン小屋から根石岳、天狗岩方面に向かいコマクサ群落を見て、硫黄岳・横岳を往復して下山する予定であっが、早くも断念し直接硫黄岳に向かうことにした。
夏沢鉱泉
少し前なら、美濃戸口からのルート程では無いが、オサバグサが花盛りであったろう道筋。咲き残ったものがチラホラ程度。シロバナヘビイチゴやズダヤクシュ、ミツバオウレンなど地味な花が咲いている。
オサバグサ
日が差す歩道脇には控えめな花々
ここのところ天候に恵まれない山行続きであっが、林を抜け夏沢峠に出ると快晴の空が待っていた。天気が良いと気分も高揚するのか、こんな事なら天狗岳の方へも行けば良かったと体力も考えず早くも後悔。
硫黄岳中腹から夏沢峠、天狗岳方面
オーレン小屋
そんな欲張った事を考えながら硫黄岳を目指すが、やはり急な登りになると辛い。下を向きながら森林限界を超え石ころだらけの路に出るとザックザックという音がした。見上げると目の前でカモシカが草を食べている。草? ここでは名のある貴重な高山植物だろう。
カメラを構えても一瞥はするものの逃げない。食事の方が重要なのか人になれているのかカモシカの周りを半周するような形で登山道沿いに登るが相変わらず何となくこちらの様子を見ながら食事を続けていた。
尾瀬ではシカの食害でニッコウキスゲなど惨憺たるものだが、特別天然記念物カモシカの害というのはどんなものだろうか。
丁度、息の上がったところでカモシカに休ませてもらった。天気が良いうちに山頂へと急ぐが思うように進まない。
花の写真を撮りながら山頂へ着くと、下の方に雲は広がってはいるものの何とか景色は楽しめた
赤岳方面
中央アルプス
御嶽山
これから向かう横岳も天気がよさそうである
硫黄岳山荘付近からのお花畑。期待して、ここからゆっくり花々の写真を撮ろうと何年かぶりで90mmマクロレンズを使ってみることに。しかし、無造作にザックの中に入れてあったので取り出すときに岩の上に落としてしまった。幸い、事なきを得たがどうも光学機器についてはツキが無いようだ。
コマクサ 90mmマクロレンズで撮影
写真に自信が無いが、花の写真はできるだけ花だけでは無く植物やその生育環境全体が撮れるよう心がけている。90mmマクロレンズは比較的遠くからアップが撮れ、余分な背景はボケて注目する花が綺麗に撮れる。しかし、自分の撮る写真では使いこなせない。これじゃ望遠もマクロも宝の持ち腐れ、これからの課題としたいが面倒くさい。いつまで経っても写真の腕が上がらない原因はこのあたりかも知れない。などと考えながら歩いていたら2度程足を滑らせ尻餅をついてしまった。
硫黄岳山荘からは花盛り、更に進むとコマクサの大群落。
保護の甲斐あってか、花盛りの大群落。人間の侵入防止にはただの柵で充分だが、電気柵も張り巡らされているところを見ると、やはりカモシカ等の野生動物の食害もあるのだろうか?
まさか、盗掘防止の電気柵では無いだろう??
と、ここまでは天気が良かったが左右の谷からガスが上がってきてしまった。
横岳への登りには狭い鎖場がある。このあたりの崖にもお花畑があるのだが丁度団体さんと一緒。以前このあたりで写真撮影に夢中になり転落し、ヘリで救助された人の居た場所である。無理せず慎重に進む。
横岳
そして狭い山頂は赤岳方面から来た人も合流し満員
夏休み 山頂は平日でも混雑
休息もそこそこに硫黄岳へと、とって返すが、山全体がガスに覆われてきてしまった。一日中の晴天は望むべくも無いのかも知れない
余裕があれば再び夏沢峠に戻り根石山からオーレン小屋に戻る事も考えたが、やはりここで目一杯。日の当たっている赤岩の頭から下山することにした
体力を付けるためここのところ毎週の日帰り山行
無理をしないようにしているが、貯金は使うばかりだが体脂肪と疲れは貯まる
山行後の週初め、今週は山歩きを休もうと思うのだが
金曜日あたりになるとまた出かけたくなる
天候さえ良ければ高山はベストシーズンだから
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
今回見た花々
イワツメクサ
オヤマノエンドウ
キバナシャクナゲ
キバナノコマノツメ
ギンリョウソウ
クモマナズナ
ゴゼンタチバナ
コバノコゴメグサ
コバノコゴメグサ
コマクサ
シロバナヘビイチゴ
ズダヤクシュ
タカネシュロソウ
チシマギキョウ
チョウノスケソウ
チョウノスケソウ実
ミツバオウレン
ミヤマオトギリ
ミヤマカラマツ
ミヤマシオガマ
ミヤマダイコンソウ
ムカゴトラノオ
ヤマオダマキ
ヨツバシオガマ
リンネソウ
花と展望が今でも脳裏に焼き付いています。
72歳まで山に登るとの目標・・・オイラもそうありたいです。
でもこのところの体調不良を考えるととても無理そうです。
それでもまだ登山をあきらめたわけではありません。
お互いに健康には留意してがんばりましょう。
70歳半ばまではなんとしても山歩きを続けたいと思っております
keykunさんも病に負けず御自愛下さい
サクラソウ、メダカ共々に
秩父はお祭りの季節ですね