上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

八ヶ岳(横岳)

2016年06月12日 | 山2016

【山 名】八ヶ岳(横岳) 2829m(長野県)
【日 程】平成28年6月11日(土)
【同 行】中
【天 候】晴れ
【ルート】前橋5:00==7:00海ノ口登山口7:10------杣添尾根-----10:20三又峰----10:50横岳----11:45硫黄岳山荘12:15---13:00横岳----13:25三又分岐----16:00P
【行 程】 L=11.km +- 1640m 行動時間9:00
【温 泉】海尻温泉 鹿の湯 550円
【地 図】地図はこちら


 今年は、少雨で夏の渇水が心配されるそうだ。
 それでも梅雨入りしているので雨を心配しながらの山行計画であったが
 何とか天候に恵まれ、梅雨の晴れ間の美しい高山植物に出会えた
 昨年7月に引き続き群馬側からアプローチの良い海ノ口登山口から登った



 
 登山口駐車場近辺



 別荘地を抜け、林道に出ると八ヶ岳の山陵が見える



 



 コメツガの林を2時間程登った、標高2550m付近
 ずっと林内であった歩道の南側の見通しが良いところから
 富士山がよく見える
 今日は生憎、雲の上に顔を出す富士山である



 



 コメツガ林が終わるころ林床には高山の花が見られるようになった



 
 ミツバオウレン



 
 ヒメイチゲ



 標高2600m付近からダケカンバ林が始まる
 


 



 森林限界のハイマツ帯に出れば稜線の三又峰はすぐそこ



 



 
 イワカガミ



 
 アオノツガザクラ



 
 三又峰から横岳



 三又峰から横岳一帯は高山植物の宝庫
 高山植物だけで言えば、八ヶ岳の核心部分の様な気がする



 
 イワウメ



 
 チシマアマナ



 
 赤岳方面



 繁殖期を迎えているのだろうか
 番と思えるイワヒバリが盛んに囀っていた


 
 
 イワヒバリ



 わずかではあるがウルップソウも咲きはじめ



 
 ウルップソウ



 
 チョウノスケソウ



 これから天候が崩れるのだろうか、横岳山頂に着くころには
 東西両側からガスが上がって来た



 



 人気の山らしく狭い山頂は大勢の人だかりだった



 
 イワヒゲ



 八ヶ岳特産ツクモグサ、盛りは過ぎた様だが何輪か見られた



 
 ツクモグサ



 今日の工程はコマクサ保護地を抜けて硫黄岳山荘まで
 カモシカの食害を防ぐためのものか電気柵で保護された
 赤い砂礫の中をよく見るとコマクサの葉が出ていたが
 花は7月になってからかもしれない



 

 
 
 西側の大同心には岩登りの人が多数見える



 
 大同心



 
 キバナシャクナゲ



 
 硫黄岳



 硫黄岳山荘で昼食
 余裕があれば硫黄岳まで行こうとも思ったが
 時間的にも体力的にも限界なのでここで引き返した



 
 硫黄岳山荘 チベット仏教様の旗めいていた



 帰りも、核心部分で写真撮影しながら満足の山行を終えた



 
 ミヤマキンバイ



 
 クモマナズナ



 



 



 
 踏板の下で咲く根性ウルップソウ



 
 小同心にもクライマー



 
 チシマアマナとオヤマノエンドウ



 



 
 コメバツガザクラ



 
 ハクサンイチゲ



 
 ミネズオウ



 
 登山口付近の杣添川


 
 
 別荘地帯に咲く レンゲツツジ
 



 梅雨の時期は植物が美しく
 花好きにはたまらない時間であります
 梅雨の晴れ間には山に出かけたいのですが
 休みが取れる週末に必ず晴れてくれるとは限らず
 悩ましい時季でもあります
 今年は今のところ週末に晴れる良いサイクル
 善行を重ね、来週末も晴れることを祈ります
  
 
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2 コメント

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Unknown (俄歩人)
2016-06-12 14:25:03
 はやツクモグサも名残でしたか。
今年は何処の峰も花期が早いようですね。
それにしても巻機山、庚申山、横岳と
良いペースで岳と花を楽しまれうらやましい限りです。
 私にも梅雨の八ヶ岳は 南でツクモグサを見るか
北で苔を楽しむか、
そんな時代がありましたが・・・。
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Unknown (俄歩人 様)
2016-06-13 19:49:28
こんばんは
いつもコメントありがとうございます
梅雨の時期は植物が生き生きとしている時季
冬にはどこに行こうか思い悩みますが
今頃は天気さえ良ければ行きたいところが
次々に浮かんできます
佐渡にも行ってみたいところです
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