ケリ（福岡県宮若市）

　6/14（火）、梅雨の合間の晴れの予報で、最近ヨシゴイなどを目標に通っている筑豊地区に行ってきました。

目標のポイントには7時過ぎに到着、周囲はガスって視界不良、とても写真が撮れる状況ではありません。目標のヨシゴイも全く気配はありません。見られるのは葦の茂みで囀っているオオヨシキリ、いつも目の前で騒いでいるバンの親子、遠くを飛び交うマガモ？など。ここで新発見、なんとアオサギの巣らしきものが葦原の中にあり雛が一羽両親の間に居ます。
　3時間ほど過ぎて、別の場所に移動しようかと思案しているところに、以前お会いした日本野鳥の会筑豊支部の方が来られました。色々と情報交換など話していましたが、小生にとって願ってもない貴重な情報をいただきました。ケリとアオバズクのポイントです。
　ヨシゴイは昨日（6/13）かなり遠いところの葦に飛び込むところを撮影しました（ほんの証拠写真程度）ので、また挑戦することとして、早速、教えていただいたケリのポイントに向かいました。目的の鳥に会えなくても出掛けることは意義があります。
　到着すると上空を大きな声で鳴きながら飛び交っていました。周囲を見渡すと田植えの終わったばかりの田んぼのあぜ道に親子が歩いているのが見られました。残念ながら到着時ほど活発には飛んでくれませんでしたが、なんとか飛んでいるところも撮影できました。
　ケリの名前の由来は「ケリリ」と強い声で鳴くことからとのこと、カッコウ、ジュウイチなど鳴き声をそのまま名前にされた鳥も多くあります。

　　

　　

　　

　　

　　

　　
　　

撮影機材：カメラ：NIKON　D300S
　　　　　レンズ：NIKON　AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR＋Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時：2011年06月14日10:49～
撮影場所：福岡県宮若市