九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

沖縄探鳥ツアー4日目 ヤンバルクイナ

2016-06-20 15:15:18 | 野鳥ー沖縄本島201...

 6/01(水)沖縄4日目、昨夜はナイトツアーで就寝したのは午前0時を過ぎたため、この日の早朝探鳥は、7時からにして貰いましたが、お元気な女性陣は今迄と同様5時30分ころから出掛けられたようです。小生はホテルのテラスで待機しました。
 昨年はこのテラスからもノグチゲラが見られたとのことでしたが、出てくれませんでした。

 この日は今迄と違うコースと思い、県道から脇道に入り、田んぼ?を巡ってみました、キジバト、シジュウカラ、カワセミ、ヒヨドリなどが見られましたが、その他目ぼしいものには出会うことは出来ませんでした。

 小生は今迄、ヤンバルクイナもあまり良い写真は撮れていませんでしたが、この日は幼鳥を連れた4、5羽が割と近くに出てくれました。

  

  

  

  

   

 ヤンバルクイナ(山原水鶏、学名:Gallirallus okinawae、英名:Okinawa rail、科属:クイナ科ヤンバルクイナ属、体長:35cm、時期:留鳥)
【分布・生息環境】1981年に新種記載された世界で沖縄島北部にのみ分布する日本固有種。留鳥として平地から山地までの林に生息する。交通事故や外来種による捕食圧、生息環境の消失により分布域の縮小と個体数の減少が懸念されている。推定個体数は1500羽程度。
【特徴】雌雄ほぼ同色。雄の方が大きく、足の色が濃い。額からの上面はオリーブ褐色で、顔や喉は黒い。眼の下から後方へ白線がある。体下面は細かな白黒の横縞模様。嘴は赤く、先が黄色。足は太くて赤い。翼は退化して短く、長距離は飛べない。夜は樹上で眠り、日中は暗い林や沢などで地上の昆虫や小動物を捕食する。幼鳥は顔や胸などの色が淡く、嘴や足、虹彩もより淡い。 
 (真木広造 『日本の野鳥650』、平凡社、2014年 192頁)

 この後、やんばる学びの森に戻り、教えていただいた、ノグチゲラのポイント?を重点に探索しました。かなり奥の木陰で見つかったようでしたが、撮影は全くダメでした。

 ホテルに戻ると、昨日来られた三重県からの3名の方が居られ、早速今迄の状況(アカヒゲ、ヤンバルクイナなど)をお知らせし、情報交換をお願いしました。

朝食の後、4日目にして未だ撮影できていない、目標をノグチゲラ一本に絞り、昨夜のナイトツアーのガイドさんのアドバイスもあり、先日出掛けた、ダム湖に向かいました。ところが駐車場には多くの作業車が止まっており、周辺の草刈り作業とのこと、大きなエンジン音を響かせて作業が始まりました。それでもあきらめられず、しばらく、周辺を探索しました。
 ダムの管理事務所の方(いつもは不在だが、この日は作業があり来ているとのこと。)に伺うと、先週と今週もカメランは来ていたようで、なんともツキのなさに情けなくなりました。

 ダム湖を一周する林道に入り、じっくりと探索しました。アカショウビン、サンコウチョウの声も割と近くで聴かれましたが、昨夜のコノハズクと同様撮影は出来ませんでした。何の収穫もなく、デイゴの木のポイントに戻ると作業車はまだ居ましたが、作業はしてなく静かでした。此処で持参した昼食にして、しばらく待機しました。デイゴの花も先日より散って少なくなっているように見られました。メジロがやってきましたが、小生は相手にする気ならず、撮影はしませんでしたが、これはリュウキュウメジロでまたまた失敗です。

 ハイビスカスはこの日も綺麗でしたが、、、

  

 最後の望みをホテル周辺にし、探索しましたが、結局見つけることはできませんでした。
夕方になって、今朝お会いした三重の方から、ノグチゲラが見つかったとのお知らせをいただきましたが、時すでに遅し、明日に持ち越しとし、本日は終了としました。
 


 

撮影機材:カメラ:Nikon D500
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2016年06月01日07:21~ 
撮影場所:沖縄県国頭村


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

沖縄探鳥ツアー4日目 ヤンバルクイナ


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